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【上越】12月17日、19日放送分「灯油の取扱注意」
今日は、健康福祉環境部の梅澤が聞き役で健康福祉環境部の関さんから、「灯油の取り扱い」について話をお聞きしました。
今日のテーマは「灯油の取り扱い」についてということですが、どのようなお話なのでしょうか。
はい。暖房機器で灯油を扱う機会が増える冬期間は、灯油の流出事故も多くなります。今日は、灯油の流出事故を防ぐポイントについてお話しします。
どういった場合に、流出事故が起きるのでしょうか。
はい。一番多いのは、「灯油をホームタンクからポリタンクに小分けしている最中にその場を離れ、気付いた時には灯油が溢れ出していた」というケースです。「寒いから暖かい部屋で待っていよう」といって、ついその場を離れてしまうと、事故につながってしまいます。
また、小分けの後にホームタンクのバルブを十分に閉めなかったことによる事故も多く起こっていますので、完全に閉まっているか確認するようにしましょう。
「ホームタンクから灯油を小分けするときは、その場を離れない」、「小分けの後、ホームタンクのバルブが完全に閉まっているか確認する」ということですね。
はい。そして、ホームタンクの日ごろの点検も大切です。
ホームタンクがきちんと地面に固定されているか、ホームタンクや灯油配管にさびや亀裂がないか、地面に灯油がにじんでないか、臭いがないかを確認してください。
また、ホームタンク周りの除雪も大切です。除雪の際は、タンク周りの配管を破損させないように気をつけてください。
もし、灯油の流出事故が起こると、どのような影響があるのですか。
はい、火災の危険はもちろんですが、油が河川や海を汚染し、生き物に悪影響を及ぼす可能性があるほか、水道水の水源や農業用水の汚染にもつながります。
もし河川などを汚染すると、その処置にかかった費用は油を流出させてしまった人の負担になることがあり、損害賠償を請求されることもあります。
もし、誤って灯油を流してしまったら、どうしたらよいのでしょうか。
まずは落ち着いてバルブを閉じましょう。そして、新聞紙や布などに灯油をしみこませて回収してください。大量にこぼしてしまった場合は、土などでせき止めて、水路に流れ込まないようにしてください。こぼれた灯油を水で流すと、水路や河川に流れ出て被害が拡大するので絶対にやめてください。
灯油を水路に流してしまった場合や、地面に浸透させてしまった場合、水路や河川に流出した油を発見したときは、直ちに上越地域振興局環境センター環境課へご連絡下さい。電話番号は025-524-4237です。ご不明な点がある場合もこちらまでお問い合わせください。
お問い合わせは、健康福祉環境部環境センター環境課、電話番号025-524-4237ですね。今日は「灯油の取り扱い」についてお伝えしました。来週もぜひお聞きください。