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【上越】2月4日、6日放送分「雪崩にご注意」

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0262961 更新日:2020年3月10日更新

今日は、企画振興部の岡畑が聞き役で、妙高砂防事務所の齊藤さんから、「雪崩にご注意」についてお話をお聞きしました。

 上越市・妙高市の山間部は、冬期間の積雪量が多くなるため、雪崩が起こりやすくなっています。

 近年は少雪の影響もあり、人家が大きく被災する雪崩は発生していません。特に、今年は昨年以上の暖冬少雪となっていますが、今後の気象状況によっては注意が必要です。

 今日は、雪崩による被害から身を守るためのポイントなどをお話しします。

よろしくお願いします。まず、雪崩はどのような場所で起こりやすいのですか。

 はい。雪崩は、降雪量の多い1月から2月に集中して発生しています。

 また、雪崩には「表層雪崩」と「全層雪崩」があります。

 「表層雪崩」は、ふかふかの新雪が煙のように滑り落ちる現象です。気温が低く、降雪が続いた時に起こりやすくなります。

 「全層雪崩」は、積もった雪が地面を削りながら滑り落ちる現象です。春先の気温が上がる時期や、雨が降った後などに起こりやすくなります。

気温が低く、新雪が多く降ったときには表層雪崩。気温が高く、雨が降った後には全層雪崩が起きやすいのですね。ところで、雪崩の前兆は、どのように確認することができますか。        

 はい。斜面を見たときに、雪の裂け目である「クラック」や、しわ状の模様が浮き出る「雪しわ」、山の尾根から雪が張り出した「雪庇(せっぴ)」などがあった場合は、雪崩の前兆であると考えられます。

 こうした現象を見かけたら、斜面に近づかないよう注意してください。

わかりました。他に注意することはありますか。

 はい。近年は、スキー場の立入禁止区域や、コース外で滑走している時に雪崩に巻き込まれる、人的被害が増えています。こうした場所には、絶対に立ち入らないでください。

 また、スキーをする際は、当日の気象情報をよく確認し、雪崩の被害に遭わないよう注意してください。

これからスキーなどを予定している方には、特に気をつけていただきたいですね。それでは最後に、本日の放送に関する問い合わせ先を教えてください。

 はい。お問い合わせは、妙高砂防事務所、電話番号0255-72-4142までお願いします。

お問い合わせ先は、妙高砂防事務所、電話番号0255-72-4142ですね。今日は「雪崩にご注意」についてお伝えしました。来週もぜひお聞きください。

 

 

 

 

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