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【上越】7月28日、30日放送分「世界肝炎デー」

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0305000 更新日:2020年7月28日更新

「世界肝炎デー」とはどのような日ですか。

 ウイルス性肝炎の拡大防止、患者・感染者に対する差別・偏見の解消、感染予防の推進を目指して、WHO、世界保健機関が、毎年7月28日を世界肝炎デーと定め、世界全体で肝炎に関する啓発活動などを実施するものです。

肝炎とはどんな病気なのですか。

 肝炎は、肝臓に炎症が起こり、肝臓の細胞が破壊される病気です。原因はウイルスをはじめアルコール、薬など様々ですが、日本ではB型およびC型の肝炎ウイルスによるウイルス性肝炎が大半を占めます。

B型およびC型肝炎ウイルスに感染するとどのような症状がありますか。

 倦怠感や発熱、食欲不振などの症状が出ることがありますが、半数以上の人は自覚症状がありません。しかしどちらも放置しておくと、肝硬変や肝臓がんといった重篤な病気になることがあります。日本の肝臓がんの原因の約8割は、ウイルス性肝炎です。

日本での感染者はどれくらいいるのですか。

 B型およびC型肝炎ウイルスの感染者は、300万人程度いると言われています。

では、感染の可能性があるのは、どのような場合ですか。

 B型およびC型肝炎ウイルスは、血液や体液によって感染します。過去には、予防接種の注射器の連続使用や技術的に輸血血液の検査が困難だった時期もあり、自分でも気づかないうちに感染していることがほとんどです。

 一生に一度は検査を受け、早期に感染に気付き、適切な治療を受けることが大切です。

 なお現在は、予防接種や輸血で感染する心配はありませんので、御安心ください。

では、検査はどこで受けることができますか。

 B型およびC型肝炎ウイルスの検査は、上越保健所で、匿名、初回のみ無料で受けることができます。日時は毎週火曜日の午前です。また、毎月第4火曜日には夜間の検査も行っています。検査は血液検査で、結果は採血の約1時間後にお伝えします。

 上越保健所での検査を希望される方は、専用電話025-526-8120へ、前日までに予約してください。

上越保健所での肝炎ウイルス検査の予約は、専用電話025-526-8120ですね。

 専用電話では、相談も受け付けています。プライバシーは固く守られますので、お気軽にご相談ください。

 薬の進歩により、肝炎の発症の予防や治療も可能になりました。「世界肝炎デー」を機会に、検査を受けましょう。

今日は、「世界肝炎デー」について、健康福祉環境部の栗田さんからお話をお聞きしました。

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