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【上越】6月30日、7月1日放送分「大雨の時にあなたと家族を守るために」
早速ですが、この地域には過去にどのような大雨による水害があったのでしょうか?
最近では、昨年10月の台風19号により矢代川の堤防が決壊しました。平成7年7月には、関川の堤防が決壊する甚大な被害が発生しています。
台風シーズンが終わるまで注意が必要ですね。では、大雨の時に自分や家族を守るために何をすれば良いのでしょうか?
二つお願いしたいと思います。
一つ目は、大雨に関係した気象や河川水位などの情報、自宅周辺の危険箇所の確認をお願いします。
具体的にどのように確認すれば良いのでしょうか?
気象については、テレビやラジオの天気予報で確認できます。雨量や河川の水位はパソコン等で『新潟河川』と検索し、『新潟県河川防災情報システム』から確認することができます。
自宅周辺の危険箇所の確認はどのようにすればよいのでしょうか?
お住まいの市が河川や土砂災害の危険性や避難所の位置を示した『ハザードマップ』を公表しています。
『ハザードマップ』は、お住まいの市のホームページで確認することができます。
二つ目は、どのようなことでしょう?
二つ目は、早めの避難のお願いです。
大雨で河川が増水し氾濫の危険が高まった場合、市やテレビ、ラジオで避難に関する情報が発表されますので避難所への早めの避難をお願いします。
どのような情報が発表されるのでしょうか?
避難に時間がかかる高齢者の方が避難を開始する『避難準備』、一般の方が避難を開始する『避難勧告』、早急に避難が必要な『避難指示』があります。
もし避難が遅れた場合は、どのような行動をとればよいのでしょう?
周辺が冠水し、避難所への避難が困難な場合は、近くにある丈夫で高い建物に移動してください。
自分と家族を守るためには『情報』と『早めの避難』が重要であることがわかりました。
気候温暖化により、これまで経験したことのない大雨や台風の発生が多くなっています。
自分や家族の『命を守る』行動につなげてください。
本日の放送に関するお問い合わせは、地域整備部治水課、電話番号025-526-9525までお願いします。