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【上越】6月4日、6日放送分「土砂災害から命を守る方法」

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0263156 更新日:2020年3月10日更新

 今日は、農林振興部の中川が聞き役で、妙高砂防事務所の石井さんから、「土砂災害から命を守る方法」について話をお聞きしました。

早速ですが、そもそも土砂災害とはどういうものですか。

 はい。土砂災害には、がけ崩れ、地すべり、土石流の3つの種類があります。これらは人や住宅、農地などに甚大な被害を及ぼすこともある、非常に恐ろしいものです。

 平成30年の土砂災害発生件数は、全国で3,459件でした。これは昭和57年の集計開始以降、過去最多です。また、これによる死者・行方不明者は、161名にも及びます。

 私たちの住む上越・妙高地域は、雪解けが進む春先にかけて、地すべりが多く発生します。また、6月から7月の梅雨の時期や、9月から10月の台風の時期には、がけ崩れや土石流が多く発生します。

これから梅雨の時期に入りますが、私たちは何に注意すべきでしょうか。

 はい。土砂災害から命を守ためには、「自分の命は自分で守る」という心構えと、「日頃の備えや早めの避難」が大切です。

なるほど。「他人任せにしない」ということですね。では、日頃の備えのポイントはなんですか。

 はい。いざという時に素早く避難できるよう、土砂災害の恐れのある場所や、避難経路・避難場所について、家族全員で確認しておくことが大切です。また、非常用品を準備し、すぐ持ち出せるようにしておきましょう。

なるほど。いざというときに、慌てないための準備が大切なんですね。                                      では、早めの避難には何を意識したらよいでしょうか。

 はい。まずは、日頃から気象情報に関心を持ちましょう。

 大雨警報が発表され、さらに土砂災害警戒情報や警戒レベルが発表された時は、土砂災害の危険性が高まっています。

 大雨が続くほど、避難経路には危険が多くなり、避難が深夜になると危険はさらに高まります。

 雨の降り方や気象情報、防災無線に注意し、危険を感じた時は早めに避難しましょう。特に、子どもや高齢者などで介助者が必要な時は、移動時間も考慮して早めに行動しましょう。

わかりました。気象情報に注意することが大切なのですね。                                                 それでは最後に、本日の放送に関する問い合わせ先を教えてください。

 はい。本日の放送に関するお問い合わせは、妙高砂防事務所、電話番号0255-72-4141までお願いします。

 土砂災害から命を守るために、日頃からの備えが出来ているかどうか、改めて確認してみましょう。

お問い合わせ先は、妙高砂防事務所、電話番号0255-72-4141ですね。今日は、「土砂災害から命を守る方法」についてお伝えしました。来週もぜひお聞きください。

 

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