本文
【上越】5月28日、30日放送分「HIV検査普及習慣」
今日は、企画振興部の岡畑が聞き役で、健康福祉環境部の半田さんから、保健所のHIV検査と相談窓口について話をお聞きしました。
早速ですが、HIVとはどのようなものですか。
HIVは、エイズの原因となるウイルスのことです。HIVに感染すると白血球の一部が破壊され、免疫が低下します。免疫が低下すると健康であればかからないような感染症等の病気にかかりやすくなります。
したがって、HIV感染後、治療をしなければ、いずれ感染症等の病気にかかり、エイズと呼ばれる状態になります。
HIVに感染するとすぐに自覚症状は出るのでしょうか。
HIVに感染しても、ほとんど症状がでません。そのため、感染してからエイズになるまでの数年から10年以上の間、感染に気付かず過ごしている場合もあると考えられます。
HIVに感染してもほとんど症状がでないんですね。知りませんでした。HIVはどのように感染するのですか。
HIVは感染者の血液や精液等の体液から感染します。
日本では感染者の8割以上が性的接触によって感染しています。
HIVは感染していてもほとんど症状がでないため、過去の性的接触が原因となって知らずに感染していることも考えられます。
感染の心配があるときは、どうすればよいのですか。
全国の保健所で無料相談や検査を受けることができます。
上越保健所では、平日午前8時30分から午後5時15分まで、電話での相談を行っております。また、毎週火曜日の午前9時、10時、11時と、毎月第4火曜日の午後5時・6時・7時に血液検査を行っています。
エイズの相談、検査予約の専用の電話番号は、025-526-8120です。
保健所で相談や検査ができるのですね。上越保健所の相談や検査の予約は、電話番号025-526-8120ですね。
はい。相談内容や検査について、プライバシーは堅く守られますので、気になることがある方はご相談ください。エイズに関する不安や悩みについてもお受けします。
気になることがあれば、まずは相談ですね。
はい。HIVは適切な予防で感染を防ぐことができます。また、もし感染していても、検査をすることで感染に早く気付き、適切な治療を受けることでエイズの発症を防ぐことができます。
毎年6月1日から7日までの1週間は「HIV検査普及週間」です。皆さんにHIVやエイズに関する情報、保健所のHIV検査や相談窓口を紹介しています。
この機会にエイズについて考えてみませんか。
今日は、保健所のHIV検査と相談窓口についてお伝えしました。来週もぜひお聞きください。