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【上越】5月29日、31日放送分「たばこと健康」

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0046663 更新日:2019年3月29日更新

今日は、企画振興部の柄澤が聞き役で、健康福祉環境部の村松さんから、「たばこと健康」についてお話をお聞きしました。

最近では、煙の少ない加熱式たばこなどを吸っている人が増えていますね。

 はい、近年、普及しつつある加熱式たばこなどは「煙が出ない」、「従来の紙巻きたばこより健康リスクが少ない」と誤った認識で使用されている方が増えています。

従来型の紙巻きたばこより健康リスクが少ないというのは、間違いなのですか。

 加熱式たばこなどには従来型の紙巻きたばこ同様に、依存性物質であり、有害毒物であるニコチンが含まれていることが世界保健機関により報告されています。また、加熱式たばこなどの使用者の息には、通常の大気中の濃度を上回る有害物質が含まれているとの報告もあり、紙巻きたばこ同様に、受動喫煙による健康被害が生じる可能性があります。

紙巻きたばこ同様に、周りの人にたばこの煙を吸わせないような環境をつくることが大切ですね。では、禁煙にチャレンジしたい人へのアドバイスはありますか。

 はい。禁煙することで呼吸が楽になったり、病気のリスクが減るということのほか、たばこ代や喫煙していた時間を自由に使えるようになるというメリットもあります。1日1箱吸っている方は、禁煙することで年間約16万円も節約することができますよ。

禁煙は健康にもつながり、節約にもなると、メリットが大きいですね。

 そうですね。ですが、自分ひとりで禁煙にチャレンジすることはなかなか難しいです。そこで、助けてくれるものとして禁煙外来があります。一定の要件を満たせば健康保険が適用され、医師と相談しながら約3ヶ月間治療を受けることができます。

禁煙外来は、どこの医療機関にもあるのですか。

 全てではありませんが、病院や診療所などにあります。詳しくは、健康福祉環境部のホームページに禁煙外来の一覧表を掲載していますのでご確認のうえ、受診してください。

分かりました。たばこを吸う人とその周りの人たちの健康を守るためにも、禁煙や、喫煙時の周囲への配慮は大事ですね。

 はい。2020年に東京オリンピックが開催されることもあり、現在、受動喫煙防止対策を強化するための議論が高まっています。

オリンピックを機に、たばこの煙のない社会を目指していけたらいいですね。

 そうですね。5月31日は、WHO世界保健機関が定めた「世界禁煙デー」です。自分の健康のために、子どもたちの健やかな成長のために、ぜひ「たばこと健康」について考えてみてください。
 今日の放送に関するお問い合わせは、健康福祉環境部地域保健課、電話番号025‐524‐6132までお願いします。

お問い合わせは、健康福祉環境部地域保健課、電話番号025‐524‐6132ですね。今日は、「たばこと健康」についてお伝えしました。来週もぜひお聞きください。

上越地域の禁煙外来はこちらからご覧ください。

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