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【糸魚川】みんなで支える地域医療講座(第1回)を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:1216401 更新日:2019年10月24日更新

 糸魚川地域振興局健康福祉部では、住民が地域の医療を安心して受けながら最期まで住み続けられる地域を目指し、住民・医療関係者・行政が一緒に地域医療について考える「みんなで支える地域医療推進事業」を行っています。
 住民の地域医療に対する理解を深めるため、「救急医療を知ろう」をテーマに、みんなで支える地域医療講座(第1回)を開催しました。

講座概要

  1. 日時
    令和元年10月24日(木曜日) 18時30分~20時30分
  2. 会場
    糸魚川市消防本部 多目的ホール
  3. 内容
    • 講義「実際の救急医療の現場から見える課題?」
      講師 糸魚川市消防本部 長野 隆一 氏
    • 演習「119番通報シミュレーション」
      講師 糸魚川市消防本部 千田 裕之 氏
                  滝川 航史 氏
    • ワークショップ「救急医療について語ろう」
      • テーマ(1)「講義を聞いて気づいたこと・聞いてみたいこと」
      • テーマ(2)「糸魚川市の救急医療のために行動したいこと」

講義「実際の救急医療の現場から見える課題?」

 講師に糸魚川市消防本部の長野隆一氏を迎え、ユーモアを交えながら糸魚川市の救急医療についての講義をしていただきました。概要は以下のとおりです。

  • 救急車は糸魚川市に4台あるのみで、医療資源は限りがある。有効活用しなければならない。
  • 100回出動したら約88人が糸魚川総合病院へ搬送される。
  • 糸魚川市は広いが、病院に到着するまでの時間は短い。
  • 救命講習を受けることで、命を救える可能性がある。

講義

演習「119番通報シミュレーション」

 救急車を呼ぶための119番通報を、実際に講座の参加者に体験していただきました。通報の相手役を糸魚川市消防本部の滝川氏、解説を千田氏にしていただきました。概要は以下のとおりです。

  • 携帯電話での通報は、傷病者の様子を確認しながら通報できるため、有効である。
  • 電話をスピーカーモードにすれば、電話で指示を受けながら傷病者への処置ができる。
  • 家族以外でも通報できるように、連絡先を電話の近くに掲示しておくと良い。
  • 知らない場所で救急車を呼ぶときは、スマートフォンのGPS機能を活用すると良い(緯度経度を伝える)。
  • 重症の時は、まず119番に連絡する。家族に助けを求めて手遅れになる可能性もある。
  • 重症者を優先するため、軽傷者は救急車を呼ばないでほしい。
  • 夜間休日に救急車を呼ぶかどうか迷ったときは、#7119#8000の相談ダイヤルや、アプリ「Q助」<外部リンク>を活用してほしい。

シミュレーション

シミュレーション

ワークショップ「救急医療について語ろう」

 ワークショップ「救急医療について語ろう」では、グループに分かれ2つのテーマについて話し合いました。その後、グループで出た意見を発表し参加者全員で共有しました。ここでは主な意見を紹介します。

  1. 「講義を聞いて気づいたこと・聞いてみたいこと」
    • 救急車が糸病に到着するのに短時間である
    • 救急車を呼ぶ際は、携帯が有効
    • 顔の見える関係、普段からの人付き合いが大切
    • 救急車が来るまでの心構え、救急車に乗ってる間の心構えについて知りたい
    • 目印の無いところでの救急車の呼び方について知りたい
  2. 「糸魚川市の救急医療のために行動したいこと」
    • 救急要請しなければいけない場面に立ち会っても落ち着いて対応する
    • 民生委員の方だけに頼らず、人付き合い近所づきあいを大切にして助け合う
    • 重症は救急車、悩んだときは#7119へ
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