県立学校の給食用食材の放射性物質検査

　新潟県では、放射性物質に汚染された農畜水産物が流通することのないよう、県内産、県外産も含めて毎日検査を行い、監視を強化しております。また、各学校・調理場においては、検査情報等を基に、食材の産地を含めて品質を十分吟味した上で食材の選定を行い、安全の確保に努めてまいりました。
　これまでの対応に加えて、学校給食用食材の検査を次のとおり実施することとしました。

1　検査対象

• 県立学校の学校給食用食材を対象とします。
• 過去に出荷制限がかけられた地域で生産された農畜水産物を中心に検査します。

※上記の食材が無い場合には、他の食材の中から使用頻度の高いものを選定して検査します。

2　検査方法

• 学校給食に使用する前日までに検査を行います。
• 各学校で使用する予定の食材から1～2品目を抽出して行います。
• この検査は、あくまでも簡易の自主検査であるため、検査機器には測定誤差が生じる場合があります。そのため、放射性物質が検出された場合には、民間検査機関に委託し、より精度の高い機器で、再検査を行います。
• この検査は、厚生労働省「緊急時における食品の放射能対応マニュアル」、文部科学省「Nai(Ti)機器分析法」「緊急時におけるガンマ線スペクトロメトリーのための試料前処理法」に準じています。

3　使用機器

　簡易型スペクトロメーター　（ベルトールド社製　ガンマ線スペクトロメーターLb2045）

4　測定項目

• 放射性ヨウ素（ヨウ素131）
• 放射性セシウム（セシウム134、セシウム137）

5　測定結果の公表

検査日の当日に当ホームページで公表します。

学校給食食材の放射性物質の測定結果（2023年３月）

※単位はBq/Kg（ベクレル/Kg）です。
※この検査の検出限界値は、約20Bq/Kgです。検出限界値は、測定する条件や食材によって異なります。
※「不検出」とは、放射性物質が存在しない、または検出限界値未満であることを表します。
※「再検査」とは、検出限界値以上の数値が検出されたため、検査機関による再検査を実施していることを表します。
　検査結果が判明後、測定結果を公表します。

参考

検出限界値とは
　その分析法や計測機器で検出できる最小値(最小限度)のことをいい、この値は測定環境(自然界に存在する大気中の放射線量)、測定条件(時間、重量等)、検査対象品目によって異なります。

これまでの結果

　　　【年ごと】

• 2012年1月～12月　検査結果[PDFファイル／312KB]
• 2013年1月～12月　検査結果[PDFファイル／361KB]
• 2014年1月～12月　検査結果[PDFファイル／556KB]
• 2015年1月～12月　検査結果[PDFファイル／672KB]
• 2016年1月～12月　検査結果[PDFファイル／679KB]
• 2017年1月～12月　検査結果[PDFファイル／691KB]
• 2018年1月～12月　検査結果[PDFファイル／436KB]
• 2019年1月～12月　検査結果 [PDFファイル／780KB]
• 2020年1月～12月　検査結果 [PDFファイル／513KB]
• 2021年1月～12月　検査結果 [PDFファイル／360KB]
• 2021年１月～12月　検査結果 [PDFファイル／352KB]
• 2022年１月～12月　検査結果 [PDFファイル／352KB]
• 2023年１月～３月　検査結果 [PDFファイル／92KB]

　　　【月ごと】

• 2022年1月　検査結果 [PDFファイル／30KB]
• 2022年2月　検査結果 [PDFファイル／32KB]
• 2022年3月　検査結果 [PDFファイル／31KB]
• 2022年4月　検査結果 [PDFファイル／33KB]
• 2022年5月　検査結果 [PDFファイル／32KB]
• 2022年6月　検査結果 [PDFファイル／32KB]
• 2022年7月　検査結果 [PDFファイル／31KB]
• 2022年8月　検査結果 [PDFファイル／22KB]
• 2022年9月　検査結果 [PDFファイル／32KB]
• 2022年10月　検査結果 [PDFファイル／32KB]
• 2022年11月　検査結果 [PDFファイル／33KB]
• 2022年12月　検査結果 [PDFファイル／31KB]
• 2023年１月　検査結果 [PDFファイル／32KB]
• 2023年２月　検査結果 [PDFファイル／32KB]
• 2023年３月　検査結果 [PDFファイル／31KB]