本文
工事・業務委託におけるクマ対策費用の計上について
県内各地にクマによる人身事故並びにクマの目撃情報が多発しており、工事現場等においてもクマに襲われる事故の危険性が高まっています。
つきましては、土木部及び交通政策局が発注する全ての工事及び業務委託において、クマ対策に要する費用を適切に計上するため、取り扱いについて下記のとおりとします。
1 対象
全ての工事・業務委託
※ 本ページの公開前に実施した対策費用についても、設計変更の対象とする。
2 費用計上(積算)の取扱いについて
(1) 発注者は、クマ対策に要する費用について、当初設計では計上せず、受注者発議の打合せ簿により、対策内容や見積書等から対策の妥当性を確認の上、設計変更の対象とする旨を指示する。
(2) 受注者は、現場完了後、クマ対策の内容が確認できる写真や領収書等の資料を発注者に提出する。
(3) 監督員は、受注者から提出された資料からクマ対策が適切に実施されていることを確認し、変更設計書に計上する。
※ 現場施工中に当初の協議内容から変更があった場合には、適宜受発注者協議によりクマ対策の内容を変更できるものとする。
3 費用計上の方法について
積上げ費用は実費とし、領収書等で確認し、以下のとおりとする。
なお、領収書に諸経費が含まれている場合は、諸経費の対象外として、変更設計書に計上する。
(1) 工事は、共通仮設費に積上げ計上する。
(2) 業務委託は、直接経費の安全費等に積上げ計上する。
4 クマ対策の参考例について
クマ鈴、クマ撃退スプレー、笛やホイッスル等、忌避剤(狼の尿等)、爆竹、電気柵、やぶの刈払い等
※ 様々な現場で使いまわせるものは、毎現場で購入することのないよう留意すること。
参考リンク:工事現場等におけるクマ対策の事例集(国土交通省東北地方整備局 企画部 技術管理課)<外部リンク>
5 その他
(1) 最新のクマの出没状況については、「にいがたクマ出没マップ」等を参照してください。
参考リンク:にいがたクマ出没マップ(新潟県 農林水産部 鳥獣被害対策支援センター)<外部リンク>
(2) クマを目撃した場合には、落ち着いて静かに立ち去るなど、身の安全を確保した上で、所管の市町村担当部署や警察に通報の上、発注者へ連絡するものとします。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)





