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【CALS/ECとは】新潟県CALS/ECホームページ
CALS/ECとは?
CALS/ECは“CALS”と“EC”を組合せた言葉です。
“CALS”はContinuousAcquisition and Life-cycle Supportの略語で、「継続的な調達とライフサイクルの支援」と訳されます。一般的には部門間、企業間において、設計から製造、流通、補修、に至る製品等のライフサイクル全般にわたる各種情報を電子化し、技術情報や取引情報をネットワークを介して交換及び共有し、製品等の開発機関の短縮、コストの削減、生産性の向上等を図ろうとする活動であり、概念をいいます。
また、“EC”はElectronic Commerceの略語で、「電子商取引」と訳され、ネットワーク上で電子化された商取引を意味します。
なお、国土交通省ではCALS/ECを「公共事業支援統合情報システム」の略称としています。
公共事業は、計画から調査、設計、工事、維持管理と言った一連のプロセスで構成されていますが、各プロセスにおいて様々な情報が関係者間で受け渡されています。CALS/ECは、それらの情報を電子化し、通信ネットワークを利用して効率的に情報の交換・共有を行うものであり、このことにより「業務の効率化」、「時間やコストの縮減」、「品質の向上」、「競争性の向上」、「紙資源などのエネルギーの省力化」といった効果が期待されています。
新潟県の取り組み
新潟県ではCALS/ECを推進するために、平成14年3月に「新潟県CALS/EC整備基本方針」、平成15年7月に「新潟県CALS/EC整備行動計画(アクションプログラム)」を策定しました。
また、平成14年度より、CALS/EC実現に向けた取組みとして、「電子閲覧システム」、「電子協議システム」、「電子納品システム」、「電子納品保管管理システム」、「入札情報サービス」、「電子入札システム」等の各種システムの構築整備のため、実証実験等を行っています。
今後も新潟県ではアクションプログラムに基づき、CALS/EC推進に向けた取組みを行っていきます。