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平成13年9月定例会(第25号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003458 更新日:2019年1月17日更新

平成13年9月定例会で上程された発議案

高規格幹線道路網整備に関する意見書

高規格幹線道路網整備に関する意見書

 高規格幹線道路は、自動車交通網の根幹をなすものであり、ネットワーク化されてこそ本来の機能を十分に発揮し、「人・もの・情報」の交流・連携を可能にすることから、早期に高規格幹線道路ネットワークを整備させる必要がある。
 本県は広大な県土の約7割を中山間地域が占め、かつ全国でも有数な豪雪地帯であり、県民が安心して暮らすことのできる快適で潤いのある生活環境を実現し、さらに世界に向けた交流拠点としての優位性を発揮していくためには、高規格幹線道路網の整備が必要不可欠である。
 こうした中、政府においては「聖域なき構造改革」の一環である特殊法人改革の中で、「高速道路の新規路線の建設廃止、建設中の事業凍結、新たな整備手法」などが議論されている。
 この改革の方針によっては、高規格幹線道路整備が大幅に遅れ、地域産業の衰退や地方の活力が失われる恐れがあるとともに、地方の財政負担が必要となり、その結果、他の国道や県道の整備も大きく遅れることが懸念される。
 政府が進める構造改革に反対するものではないが、日本海側における交流の基軸を形成し、本県の多くの施策展開の基本となる日本海沿岸東北自動車道など、高規格幹線道路の整備に対する県民の要望は強いものがある。
 よって国会並びに政府におかれては、地域の実情を十分踏まえ、全国料金プ-ル制による有料道路制度を活用し、地域発展に必要な全国高規格幹線道路網の整備を着実に推進されるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成13年10月12日

新潟県議会議長 東山 英機

衆議院議長 綿貫 民輔 様
参議院議長 井上 裕 様
内閣総理大臣 小泉 純一郎 様
財務大臣 塩川 正十郎 様
国土交通大臣 扇 千景 様
行政改革担当・規制改革担当大臣 石原 伸晃 様

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