ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 県政情報 > 議会 > 平成11年2月定例会(建設公安委員長報告)

本文

平成11年2月定例会(建設公安委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003866 更新日:2019年1月17日更新

平成11年2月定例会 建設公安委員長報告(3月24日)

委員長 目黒 正文

建設公安委員会における付託案件の審査経過並びに結果について、御報告申し上げます。

 まず、土木部関係として

  1. ふるさとづくり河川事業については、自然環境を保全するとともに住民の憩いの場を創出できる事業として市町村からの要望が 多いので、一層の拡充に努めるべきとの意見。
  2. 旧道路構造令に基づく構造強度の低い橋りょうについては、昨今の大型化した車両での荷物輸送に支障を来すおそれがあるので、早急に補強に取り組むべきとの意見。

 次に、港湾空港局関係として

1 新潟空港の騒音対策については、建築物からの反射音の影響を強く受ける場所もあるので、昨年度実施した騒音調査結果にとらわれず、住民からの個々の意見を広く聴取し柔軟に対応すべきとの意見。

 次に、公安委員会関係として、

  1. 外国人犯罪対策については、環日本海交流拠点としての本県の国際化の進展に伴い今後犯罪が一層増加すると思われるので、さらなる取組の強化に努められたいこと。
  2. 交通信号機の設置については、昨今の道路整備の進捗に伴い地域からの設置要望が増加しているにもかかわらず、新設基数が著しく少ないので、一層の促進に努められたいこと。

 以上が、審査の過程で述べられた主なる要望・意見の概要であります。

 次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、自由民主党、いきいき県民連合並びにさわやか県民クラブからは、全議案いずれも原案賛成。
 社会民主県民連合からは、第1号議案については、これまでにない地方財政の危機的状況にあって、景気対策を最優先した予算案として理解できるものの、いわゆる従来型の公共土木事業偏重の予算案となってり、本来経済対策として最優先されるべき経済・産業の構造改革による雇用の安定と確保への対策とはなっていない。
 しかし、現状では公共土木事業の効果に期待せざるを得ない状況と理解するが、執行に当たっては、景気対策に結びつくよう、中小業者や雇用拡大等に配慮した執行に努めるとともに、中期財政計画などの財政健全化策の検討に当たっては、義務的経費や社会的弱者にしわ寄せがくることのないよう、慎重に行われたいとの意見並びに本議会における意見・要望を付して、原案賛成。その他の議案については、いずれも原案賛成というものであります。
 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。

 次に、請願・陳情の審査結果について申し上げます。
 陳情第2号、第4号、第7号及び継続中の陳情平成10年第2号については、なお検討を要するため、それぞれ保留。
 残りの請願第5号については、願意妥当と認め採択すべきものと決した次第であります。

 以上をもって、報告といたします。

平成11年2月定例会(委員長報告)
議会情報項目一覧に戻る

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ