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平成10年9月定例会(環境問題対策特別委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0001714 更新日:2019年1月17日更新

平成10年9月定例会 環境問題対策特別委員長報告(9月24日)

委員長 小川 義男

 環境問題対策特別委員会における6月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。
 本特別委員会は、8月27日に会議を開催し、環境ホルモン問題について、及び新井市のトリクロロエチレンによる地下水汚染の現状と対策について調査を行いました。
 最初に、環境生活部長から、環境ホルモンについてと新井市における地下水汚染の現状と対策について、教育長から、学校給食におけるポリカーボネート製食器の使用状況等について、それぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。
 質疑が行われた主な項目について申し上げます。

 まず、環境ホルモン問題に関連して

  • プラスチック製品の使用削減等を主とした環境教育の取組状況について
  • 各省庁における調査内容と調査に対する県の協力・連携の在り方について
  • ポリカーボネート製食器の溶質試験結果を踏まえた対策の推進と市町村等に対する情報提供について
  • ごみ処理広域化に当たっての市町村の財政負担軽減の必要性について
  • 産業廃棄物最終処分場周辺から高濃度のビスフェノールAが検出されたことに伴う県の詳細な調査の必要性について
  • 環境ホルモンを有すると疑われている農薬の使用中止に向けた取組の必要性について

 次に、新井市のトリクロロエチレンによる地下水汚染の現状と対策に関連して

  • 工場の自主調査において高濃度の数値が検出されたにもかかわらず県に速やかな報告がなされなかった理由について
  • 地下水汚染に伴う周辺住民の健康調査に対する県の考え方について

 次に、調査の過程で述べられた、主な意見について申し上げます。

 1 環境ホルモン問題については、信濃川において全国最高値のダイオキシン類が検出されており、県内の環境状況の正確な情報提供が求められていることから、各省庁からの割り当て箇所の調査だけではなく、県独自の補完調査を実施すべきとの意見。

 なお、本特別委員会は、去る9月16日から3日間にわたり、岡山県及び広島県における環境問題対策の取組状況等について行政視察を実施したところであります。
 以上をもって報告といたします。

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