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平成10年9月定例会(建設公安委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003438 更新日:2019年1月17日更新

平成10年9月定例会 建設公安委員長報告(10月9日)

委員長 目黒 正文

 建設公安委員会における付託案件の審査経過並びに結果について、御報告申し上げます。

 まず、土木部関係として

  1. 土木事務所における水防体制については、県の水防計画に基づき定めているものの、先般の水害において一部が計画どおりに機能しなかったと側聞するので、平時よりあらゆる状況に対応できるような体制整備と模擬訓練を実施されたいこと。
  2. 建設省が創設しようとしている河川災害復旧関連緊急事業については、福島潟放水路の事業促進にも寄与するものと期待されるので、県としても早急に制度が創設されるよう国に強く働きかけるべきとの意見。
  3. 河川の災害防止に当たっては、溢水等の一因となっている河川内の雑木の処理など常時の河川の維持管理が重要であるので、維持管理を専門に所管する課の新設も視野に入れた一層の取組強化に努めるべきとの意見。
  4. 県が清里村で実施したハザードマップの作成と住民への直接送付については、住民の土砂災害に対する問題意識の喚起に大いに役立ったので、実施地域の拡大に積極的に努めるべきとの意見。
  5. 道路等の土木関係公共施設の維持管理に当たっては、地域住民の協力を得ることによりきめこまやかな管理が可能になると思われるので、住民参加の方策を積極的に検討すべきとの意見。

 次に、港湾空港局関係として

  1. 新幹線乗り入れ等の空港アクセスの改善については、隣県からの強い要望と積極的な協力申出があるので、隣県との連携を一層強化し取り組むべきとの意見。
  2. 本県における空港の整備については、昨今の高速交通体系の急速な整備に伴い将来の航空需要の高まりが見込まれるので、第二空港建設に向けた調査活動を早急に実施すべきとの意見。
  3. 新潟市太郎代地区の集落移転については、地元からおおむね前向きに受け止められているものの、情緒面からくる理由により移転に消極的な住民もいるので、早急に集落内で論議を尽くすよう要請すべきとの意見。
  4. 新潟みなとトンネルとその周辺整備に当たっては、町の活性化につなげたいという地元からの強い要望があるので、左岸だけでなく右岸にも展望台等の施設整備がなされるよう国等に働きかけるべきとの意見。

 次に、公安委員会関係として

  1. 高速道路での交通事故の対応に当たっては、電光標示やラジオ等により情報を提供しているものの、情報を把握できない車両によりインターチェンジ付近での渋滞が発生するので、迂回路の略図を配付するなど渋滞緩和に努めるべきとの意見。
  2. 防犯などを目的とした各種協議会等については、様々設置されているものの、十分に機能していないように思われるので、さらに実効性のある活動がなされるよう取り組むべきとの意見。
    以上が、審査の過程で述べられた主なる要望・意見の概要であります。

 次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、自由民主党、社会民主県民連合、いきいき県民連合並びにさわやか県民クラブから全議案いずれも原案賛成というものであります。

 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。

 次に、陳情の審査結果について申し上げます。
 継続中の陳情平成10年第2号については継続審査。
 陳情第24号については、既に決議がなされ、国に送付されたため保留。
 残りの陳情第20号については、文章中に不適切な文言があるため不採択と決した次第であります。
 以上をもって、報告といたします。

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