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平成11年5月臨時会(提案理由)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003248 更新日:2019年1月17日更新

平成11年5月臨時会提出議案知事説明要旨

5月24日知事あいさつ要旨

 臨時県議会の開会に当たりまして、ごあいさつ申し上げたいと思います。
 議員各位が、それぞれ地域住民の大きな期待を担われ、めでたく御当選されましたことに対しまして、改めまして心からお祝い申し上げたいと思います。おめでとうございます。
 冒頭まず、先週金曜日、5月21日、佐渡のトキ保護センターにおきまして、県民待望のトキのひなが誕生しました。このことにつきまして、県民及び議員各位ともども喜びたいと思います。また、18年間にわたります国の人工増殖への取り組みに対し、県が支援してまいったその努力が、ひなの誕生となって結実したわけでありますけれども、今後とも、県といたしまして、県の鳥でありますトキの増殖に努力してまいりたいと存じますので、引き続き議会の御理解と御協力を改めてお願い申し上げる次第でございます。
 さて、私はこれまで、本県の発展に向けまして、第五次新潟県長期総合計画をベースに、「やさしさと活力に満ちたニューにいがた」の実現に向け、県民の皆様の御協力、御意見をいただきながら、県政の推進をしてまいりました。幸い、高速交通体系の整備の進展や、環日本海経済圏の拠点性の発揮等もありまして、このところ比較的順調な県勢の発展を見てきたところであります。
 現在、世界的にグローバル化の進む中、県民の価値観や生活様式の多様化、少子・高齢化の急速な進行、深刻な環境問題等、地域の社会経済情勢は大きく変化し、種々の課題を抱えております。私は、県民一人一人が、自分自身の存在価値を見出すとともに、みずからのふるさとに誇りを持てるような地域づくりを目指し、そのため、地域の個性を大切にしながら、安心して心豊かな生活ができるような社会環境の整備を図っていくことが重要であるというふうに考えております。
 このため、現在、21世紀の本県のあり方を展望した次期長期計画の策定に取り組みますとともに、県民を起点とするという行政の原点に立った県政運営を図る観点から、県民の御意見等をお聞きしながら、県庁全体で「21世紀の県行政創造運動」を推進しているところでございます。
 今後の県政につきましては、先般公表いたしました「中期財政収支見通し」のとおり、極めて厳しい財政状況を克服していかなければならないという課題を抱えているわけでありますが、21世紀を目前に控え、県民一人一人が「ものの豊かさ」と「心の豊かさ」を持つことができる、新しい世紀の新潟県づくりを行っていくため、真に求められる県政とは何かということにより心しながら、施策を展開してまいりたいというふうに考えております。
 何とぞ、議員各位におかれましては、こうした私の県政への取り組み姿勢を御理解の上、特段の御指導、御協力を賜りますようお願い申し上げる次第であります。
 以上、簡単ではありますが、臨時県議会の開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきたいと思います。

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