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戦後80年を迎えるにあたっての知事コメント
戦後80年を迎えるにあたっての知事コメント
戦後80 年を迎えるにあたり、あらためて、先の大戦で、かけがえのない命を失われた多くの戦没者の方々に対し、謹んで哀悼の意を表します。
先の大戦では、多くの県民が、海を隔てた遠い異郷の地や内地において、家族の無事と祖国や郷土の安泰を願いながら尊い命を捧げ、帰らぬ身となりました。また、新潟港の封鎖を目的とした複数回の機雷投下や、長岡空襲などにより多くの尊い命が失われました。
新潟市内に建立された県戦没者慰霊碑「平和の礎」は、祖国の平和と郷土の繁栄を願いつつ命を落とされた新潟県関係の戦没者及び戦災死没者を慰めるため、県民の祈りをこめて建てられたものです。
そして、沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園内には、沖縄及び南方諸地域での戦没者を慰霊するため、「新潟の塔」があります。今年は新潟の塔建立50 年、戦後80 年という節目の年にあたり、県民に広く募金を呼びかけ、改修を行うとともに、世代を超えて伝え残すための取り組みを進めております。
現在、戦後生まれが人口の9割近くを占めるようになり、戦争の体験と記憶の風化が危惧されています。戦争の悲惨さと平和の尊さを、世代を超えて語り継ぐとともに、世界の恒久平和に向けて努力していくことが、今を生きるわたしたちの責務であると考えます。
ぜひ、若い皆様には近現代史をしっかり学び、戦争への理解を深めていただきたいと思います。そして、より多くの県民の皆様に、平和の尊さを深く胸に刻み、その尊さを未来へと守り継いでいく姿勢を育んでいただきたいと、心より願っております。
先の大戦では、多くの県民が、海を隔てた遠い異郷の地や内地において、家族の無事と祖国や郷土の安泰を願いながら尊い命を捧げ、帰らぬ身となりました。また、新潟港の封鎖を目的とした複数回の機雷投下や、長岡空襲などにより多くの尊い命が失われました。
新潟市内に建立された県戦没者慰霊碑「平和の礎」は、祖国の平和と郷土の繁栄を願いつつ命を落とされた新潟県関係の戦没者及び戦災死没者を慰めるため、県民の祈りをこめて建てられたものです。
そして、沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園内には、沖縄及び南方諸地域での戦没者を慰霊するため、「新潟の塔」があります。今年は新潟の塔建立50 年、戦後80 年という節目の年にあたり、県民に広く募金を呼びかけ、改修を行うとともに、世代を超えて伝え残すための取り組みを進めております。
現在、戦後生まれが人口の9割近くを占めるようになり、戦争の体験と記憶の風化が危惧されています。戦争の悲惨さと平和の尊さを、世代を超えて語り継ぐとともに、世界の恒久平和に向けて努力していくことが、今を生きるわたしたちの責務であると考えます。
ぜひ、若い皆様には近現代史をしっかり学び、戦争への理解を深めていただきたいと思います。そして、より多くの県民の皆様に、平和の尊さを深く胸に刻み、その尊さを未来へと守り継いでいく姿勢を育んでいただきたいと、心より願っております。
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