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平成22年 市区町村別生命表

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0042250 更新日:2013年7月31日更新

市区町村別生命表とは

(1)生命表とは

生命表とは、ある人口集団の死亡状況が今後変化しないと仮定したときに、各年齢の者が死亡する確率や平均してあと何年生きられるかという期待値などを死亡率や平均余命などの指標(生命関数)によって表したものです。

これらの関数は男女別に各年齢の死亡件数と人口を基にして計算されており、その関数値はある人口集団の年齢構成には左右されず、死亡状況のみを表しています。したがって、ある人口集団の死亡状況を厳密に分析する上で不可欠なものとなっています。また0歳の平均余命である「平均寿命」は、ある人口集団の死亡状況を集約したものとなっており、保健福祉水準を総合的に示す指標として広く活用されています。

(2)市区町村別生命表

厚生労働省で作成している生命表には、全国単位の「完全生命表」、「簡易生命表」、都道府県・指定都市単位の「都道府県別生命表」及び市区町村単位の「市区町村別生命表」があります。これらは国勢調査の人口を元に計算するため、5年に1度の公表となっており、その中間年については簡易生命表を公表しています。

市区町村別生命表では、人口規模の小さな市区町村の数値を統計的に安定させるため、死亡率について5歳階級ごと(5歳未満は0歳と1~4歳に分割)に推定し、さらに小地域の死亡率推定に有力な手法である「ベイズ推定」を用いて死亡率の安定化を図っています(注)。

なお、市区町村別生命表に掲載されている全国値及び都道府県・指定都市の値は市区町村の値との比較の観点から、各市区町村と同様の方法で算出しており、完全生命表及び都道府県別生命表の算出方法とは異なったものとなっています。そのため、全国単位の生命表は完全生命表を、また、都道府県・指定都市単位の生命表は、都道府県別生命表を用いるのが適切といえます。

この生命表における市区町村(区は特別区及び行政区としている)は平成22年12月31日時点のものであり、その対象は、人口動態統計の観察対象範囲に含まれる市区町村のうち、神奈川県相模原市の行政区を除く1898市区町村です。

(3)基礎資料

平成22年市区町村別生命表は、人口動態統計(確定数)による日本における日本人の死亡数(平成22年)及び出生数(平成21年~22年)、平成22年国勢調査による日本人人口(確定数)を基礎資料としており、平成22年の市区町村別の日本人の死亡状況を表しています。

注:「ベイズ推定」の手法を用いた市区町村別生命表の作成に関しては、昭和60年(1985年)、平成2年(1990年)及び平成7年(1995年)について、厚生統計協会の研究委託事業として方法の検討などが行われており、その研究内で市区町村別生命表が試算されており、平成12年(2000年)より、厚生労働省で算出しています。

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