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第65回全国植樹祭 開催概要
全国植樹祭とは
全国植樹祭は、豊かな国土の基盤である森林・緑に対する国民的理解を深めるため、毎年春季に開催される国土緑化運動の中心的行事です。
(公社)国土緑化推進機構と開催都道府県の共催により行われ、天皇皇后両陛下のご臨席のもと、記念植樹や式典行事などが行われます。
過去の新潟県での開催状況
新潟県では昭和47年5月、天皇皇后両陛下をお迎えし、北蒲原郡黒川村(現胎内市)で初めて全国植樹祭(第23回全国植樹祭)を開催しました。
両陛下からは、胎内平でスギのお手植え、新潟県林業試験場(現森林研究所)でスギ・クロマツのお手播きを賜りました。
また、18,000人の参加者により、スギ18,000本、アカマツ4,000本の記念植樹が行われました。
お手植えの様子
第65回全国植樹祭」について
開催日
平成26年6月1日(日曜日)
会場
式典・お手播き会場 ハイブ長岡(長岡市千秋)
お手植え会場 川口きずな館前広場(長岡市川口)
記念植樹会場 長岡市、小千谷市、魚沼市、十日町市の各会場
サテライト会場 千秋が原ふるさとの森「緑の広場」(長岡市千秋)
アオーレ長岡(長岡市大手通)
開催規模
大会式典会場・記念植樹会場
県外の招待者:1,000人
県内の招待者:1,900人
計:2,900人
本部員・協力員:1,800人
合計:4,700人
サテライト会場
来場者:11,000人
主催
公益社団法人国土緑化推進機構、新潟県
式典・お手播き行事
式典イメージ
- プロローグ~ようこそ&ありがとう~
新潟県の自然や美しい四季を映像でご覧いただきながら、新潟県にゆかりのある楽曲等で構成した「四季のメドレー」の演奏で招待者を歓迎します。 - 記念式典・お手播き~森のチカラ・つくる未来~
天皇皇后両陛下によるお手播きをはじめ、緑化功労者等の各種表彰、大会宣言、創作アトラクション等で、森林再生の意義を全国に発信していきます。 - エピローグ~心から心へ~
大会の出演者が登場して招待者を歓送する、華やかなフィナーレです。大会をより深く印象づけ、森林づくりの大切さを未来につないでいくため、メッセージを発信します。
お手植え行事
式典イメージ
- プロローグ~おかげさまで&ありがとう~
静かで厳かな音楽演奏で招待者を歓迎し、中越大震災復興支援への感謝を表します。 - お手植え~復興から創造へ~
復興を経て更なる発展と創造に向かう新潟県をアピールします。お手植えされる記念樹は、中越大震災からの復興及び県民の森林づくり運動のシンボルとします。 - エピローグ~未来へ~
ご支援いただいた全国の皆さんや、招待者に感謝の気持ちを表すフィナーレです。大会をより深く印象づけ、森林づくりの大切さを未来につないでいくため、メッセージを発信します。
大会テーマ
未来へつなぐ森の力~復興から創造へ~
中越大震災の際に全国からいただいたご支援に感謝するとともに、「森の力」を未来へ引き継いでいくため、このテーマのもとに、企業や森林ボランティア、緑の少年団など、多様な県民参加による「にいがた緑の百年物語~木を植える県民運動」の取り組みを更に推進し、新潟らしい森林づくりや緑化活動を全国にアピールします。
大会ポスター原画
新潟県内の小・中・高等学校の児童生徒を対象に募集し、選定しました。
作者 笠原 流衣(かさはら るい)さん
(上越市立大潟町中学校2年)※平成24年度現在
画題 「いのちの木」
制作意図 木や地球を大切にしようという気持ちを表現しました。
天皇皇后両陛下のお手播き・お手植え樹種
お手播き(2種) | お手植え(3種) | ||||
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天皇陛下 | アカマツ(抵抗性) | スギ | ブナ | イタヤカエデ | ホオノキ |
皇后陛下 | ケヤキ | タムシバ | ユキツバキ | ヤマボウシ | ウワミズザクラ |
招待者記念植樹の樹種
招待者記念植樹の樹種は、4会場の特性を考慮して、未来の森の姿をイメージし、ブナ、ケヤキ、コナラ、ヤマボウシ、ウワミズザクラ、ナナカマド、クリ、ユキツバキ、アカマツなど44種類の中から植樹会場ごとに選定します。