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アフリカ豚熱(ASF)について
アフリカ豚熱とは
- 「アフリカ豚熱」は、「アフリカ豚熱ウイルス」が豚やいのししに感染する伝染病で、発熱や全身の出血性病変を特徴とする致死率の高い伝染病です。
- ダニが媒介することや、感染畜等との直接的な接触により感染が拡大します。
- 有効なワクチンや治療法はなく、発生した場合の畜産業界への影響が甚大であることから、家畜伝染病予防法において「家畜伝染病」に指定され、患畜・疑似患畜の速やかな届出とと殺が義務付けられています。
- 日本はこれまで発生が確認されていない「清浄国」ですが、アフリカでは常在的に、また、中国やベトナムなどアジア諸国でも発生地域が拡大しているため、今後も海外からの侵入に対する警戒を怠ることなく、発生予防に努めることが重要です。
アフリカ豚熱は豚・いのししの病気であり、人に感染することはありません。
海外における発生状況
- アフリカ諸国に常在する疾病ですが、2007年以降、ジョージア、ロシア、東欧及び中欧諸国で相次いで発生が報告されています。
- 2018年8月には中国において初発例が報告され、2019年10月までにミャンマーや韓国などアジア諸国にも拡大しています。
最新の発生状況については、下記よりご確認ください。
ASF(アフリカ豚熱)について(農林水産省ホームページ)<外部リンク>
養豚農家の皆様へのお願い
防疫対策の再点検を行い、万全を期しましょう
- 立入制限
- 消毒の徹底
- 発生国への渡航の自粛等
- 異状の早期発見・早期通報
毎日、飼養家畜の健康観察を行い、異状を呈する豚が通常以上にみられた場合は、直ちに家畜保健衛生所へ通報してください
※生肉を含む、又は含む可能性のある飼料を給与する場合は70℃、30分間以上又は80℃、3分間以上の加熱処理を適切に行ってください
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