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旧燕労災病院敷地内における砒素による土壌汚染について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0742192 更新日:2025年4月23日更新
 旧燕労災病院敷地の土壌汚染状況調査において、3月21日(金曜日)に土壌汚染対策法の基準値を上回る砒素が検出されたことが判明し、本日、三条地域振興局に届出を行ったので、お知らせします。

1 経過等

 県央地区特別支援学校(仮称)の新築工事及び旧燕労災病院の一部解体工事に先立ち、旧病院の底地部分について土壌汚染対策法に基づき土壌汚染状況の調査を行ったところ、一部において砒素及びその化合物が土壌溶出量基準値を超えて検出されたことが判明しました。

2 概要

​ (1)調査地点:燕市佐渡地内 旧燕労災病院

 (2)試料採取日:令和6年11月13日~令和7年1月14日

 (3)基準超過状況

  ○ 土壌溶出量

有害物質の種類

調査結果

基準値

砒素及びその化合物

0.011~0.050mg/L

0.01mg/L以下

3 県の対応

 ・ 今後、土壌汚染対策法に基づき適切に対応します。

 ・ 周辺井戸の設置状況を確認の上、地下水調査を実施し、周辺の汚染状況を確認します。

   なお、現時点で、水道水源、飲用井戸、営業用井戸及び農業用井戸がないことを確認しています。

 

(参考)

○ 検出された砒素及びその化合物の使用経過等について

 ・ 当該敷地内では、過去において砒素が含まれる試験試薬等を使用した経過が確認されています。

 ・ 当県の保健環境科学研究所の報告によれば、「新潟県内の沖積平野では、自然由来の砒素が地下水から

  検出される。特に信濃川流域の県央地域ではその傾向が高い。」との見解があります。(出典:新潟県

  保健環境科学研究所年報 第25巻 2010「新潟県における地下水中のヒ素の分布と帯水層の地層等に

  関する調査研究」)

 ○ 健康への影響
      皮膚炎、末梢神経障害、腎障害を及ぼすといわれています。また、発がん性のある物質といわれて

   います。

 ○ 用途
    トランジスタ、半導体、ガラス、顔料、木材の防腐剤等に使用。

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