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医療事故に係る和解及び民事調停の成立について(県立中央病院・県立新発田病院)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:3133970 更新日:2022年11月25日更新

 下記の医療事故に係る訴訟案件1件、民事調停案件1件について、裁判所から和解案及び調停案が提示され、いずれの案件も県と相手方の双方が同意する見込みとなったことから、令和4年12月議会に損害賠償額の決定について提案します。

1 訴訟案件(県立中央病院)
  (1) 患 者 上越市の女性(死亡当時70歳代)
  (2) 経 過
    ・令和2年9月、鼠経ヘルニア(脱腸)との紹介状を持ち救急外来を受診した患者に対し、
       研修医がヘルニア整復を実施。
    ・翌日、患者が腹痛を訴えたため緊急CTを施行。小腸穿孔を認めたため緊急手術を行ったが、
       敗血症性ショック等により患者死亡。
    ・令和3年4月、県側としての補償を提案。任意交渉を実施するも、合意に至らず。
    ・令和4年1月、患者遺族が提訴(宇都宮地方裁判所)。
    ・同年7月、裁判所から和解案が提示され、10月に患者遺族が同意する旨意思表示。
  (3) 損害賠償額(令和4年12月議会提案予定)
         58,000,000円

 

2 民事調停案件(県立新発田病院)
  (1) 患 者 村上市の男性(平成30年8月当時50歳代)
  (2) 経 過
  ・平成30年1月、精巣がんの疑いで左精巣摘出術を実施。病理診断結果は「精巣腫瘍」であった。
  ・右側鼻閉感等の症状が出現し、同年8月、新発田病院耳鼻科で生検を実施。集学的治療※を
       急ぐと判断し、がんセンター新潟病院へ紹介。
       ※がん治療において、手術療法、放射線療法、薬物療法、免疫療法を組み合わせて治療を行うこと。
    ・同院において1月の病理検体を再検したところ、「悪性リンパ腫」と診断され、1月の病理診断が
       誤診と判明。
    ・令和3年11月、解決を図るため、県が民事調停申立(新潟簡易裁判所)。
    ・令和4年9月、裁判所から調停案が提示され、患者が同意する旨意思表示。
  (3) 損害賠償額(令和4年12月議会提案予定)
         2,432,520円

本件についてのお問い合わせ先

 1 県立中央病院 事務長 小林 智
     025-522-7711

   2 県立新発田病院 事務長 阿部 健博
     0254-22-3121

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