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【南魚沼】ノロウイルス食中毒について
ノロウイルス食中毒を予防しよう!
集団食中毒につながる怖~いノロウイルス。
ノロウイルスから身を守るため、まずは敵の特徴を知りましょう!
感染するとどうなるの?
- 通常、24時間~48時間の潜伏期間を経て発症します。
- 主な症状は下痢や嘔吐です。また、吐き気や腹痛、微熱といった風邪のような症状がでます。
- 一般的には軽症で2日~3日程度で回復しますが、脱水症状などへの注意が必要です。
- 感染力が強く、乳幼児や抵抗力が落ちている人の場合、ごく少量のウイルスを取り込んだだけでも発症してしまいます。
どのようにして感染するの?
1 「食べ物を通じて感染」
ヒトから排出されたノロウイルスは、河川を経て海にたどり着きます。
そこでカキなどの二枚貝の内臓に蓄積されてしまうのです。
そのようにして汚染された物を食べることによって、ノロウイルスに感染してしまいます。
2 「ヒトからヒトへ感染」
感染者の吐物などを処理をした後、手をしっかり洗わずにドアノブや調理器具などを触ると、そこがノロウイルスに汚染されてしまいます。
そして次にそこに触れた人までもがノロウイルスに感染してしまう…ということにもつながります。
また、おう吐した場所の消毒が不十分ですと、生き残ったノロウイルスが乾燥し、空気中を漂って汚染範囲を広げてしまいます。
このような例が食品を扱うお店や、人が多く集まる場所などで起こると、大きな被害へと発展してしまうのです。
ノロウイルスの予防方法は?
それでは、ノロウイルスから身を守るためにはどんな対策が効果的なのでしょうか?確認してみましょう!
1 30秒以上の手洗いで、ウイルスを「洗い落とす」!
ノロウイルスに対してエタノールや逆性石けんはあまり消毒効果がありません。
予防の第一歩として「ウイルスを物理的に洗い落とす」手洗いを心がけてください。
2 二枚貝などはしっかり加熱してから食べましょう!
ノロウイルスは熱に弱く、加熱をきちんと行えば死滅します。
加熱の目安は「食品の中心温度85℃~90℃で、90秒間以上」です。
料理をする際のご参考にしてください。
3 体調の悪い人は調理を控えましょう!
飲食店などの従業員の方は特に注意してください。
「ノロウイルスに感染した調理員が調理をし、それを食べたお客様までもがノロウイルスに感染する」
こういった例が毎年起きています。
下痢やおう吐などの症状がある方は、調理を避けるようにしましょう。
おう吐物の処理に注意しましょう
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