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(株)荻荘電機 小野澤貴之さん(2016年10月入社)

自分の手で街を照らす、電気工事のやりがいと成長
株式会社 荻荘電機
2016年10月入社
小野澤 貴之(おのざわ たかゆき)さん
■資格:第一種電気工事士
知人の勧めをきっかけに、電気設備工事の道へ
知人に電気設備工事の仕事を勧められたことがきっかけで、職業訓練校で知識や技術を学び、荻荘電機に入社しました。半年間ほど電柱や配電線などの外線工事に携わり、その後、自分がイメージしていた電気設備の仕事に近い内線工事を希望し、建物内部の配線や照明器具の設置などを行っています。

自分の仕事が街の一部になる誇らしさ
普段利用する道路や商業施設の電気設備工事を行うこともあり、「自分がやった仕事だ」と誇らしさを感じることがあります。1カ月ほどかけ、けやき通り(新潟市中央区)のイルミネーションの工事を担当した際は、点灯式で明かりがついた瞬間、喜ぶ人たちの姿が見えうれしく思いました。このほかにも、スーパーの厨房(ちゅうぼう)の電気工事をした際に、そこで働く人たちから「明るくなったね、ありがとう」と声をかけられた時は、やってよかったと思えた瞬間ですし、こうした些細な感謝の言葉がとてもうれしいです。
誰もが安心して成長できる“質問歓迎”の職場文化
中途入社の社員も多く年代もばらばらですが、言いたいことが言える雰囲気があります。疑問に思ったことを聞けないと、作業中の事故につながってしまうこともあるので、こうした雰囲気があることは大切だと感じています。若手社員が仕事のやり方などを分かっていなくても、その人個人の責任ではなく、「分からなくて当然」という考え方が浸透しているので、時間をかけて丁寧に指導します。
年数を重ねてきましたが、まだ自分の技術の向上に課題があると感じています。一つの仕事をやり遂げるまでの進め方は何パターンもあるので、複数の中からベストな方法を選択できるよう技術と知識を深めたいです。また、後輩にもしっかりと技術を伝えていきたいと思っています。

●とある一日のスケジュール
- 08:00
- 出社、朝礼など
- 09:00
- 現場着、作業開始
- 12:00
- 昼休み
- 16:00
- 帰社、翌日の準備など
- 17:15
- 退勤
●キャリアパス
外線工事を4、5年経験することで、作業の流れなど仕事をする上で必要な知識や技術を養うことができるほか、内線工事にも生かすことができます。ただ、どの業務を何年経験するかは、その人の希望や適性に応じて異なります。一般的には5年ほど経つと気持ち的にも余裕が生まれ、一人前として働けるようになると感じています。

需要が高く安定した電気設備業界で長期的な成長を
電気設備工事はさまざまな場面で必要とされており、これからも変わらず求め続けられる仕事だと思います。活躍できることを期待してこの業界に入ってきてもらえたらうれしいです。