本文
(株)キタック 長谷川大輔さん(2019年4月入社)

経験を力に、地質調査で地域の安心を支える
株式会社キタック
2019年4月入社
長谷川 大輔(はせがわ だいすけ)さん
■出身:大学院 理工学研究科 博士前期課程 理学専攻
■資格:技術士補 地質調査技士
災害経験が導いた建設コンサルタントへの道
見附市出身で、2004年の中越地震や新潟・福島豪雨を経験。将来は防災や減災に関わる仕事をして、災害時に活躍したいと思っていました。高校卒業後は地質学を学び、その知識を生かして、防災に貢献できる建設コンサルタントという職業を知りました。これこそが自分のやりたかった仕事だと思い、入職しました。
調査から復旧へ─現場で命を守る基盤を築く仕事
主に山地部で、崩壊した斜面や地すべり、橋やトンネルなどの地質調査を担当してきました。現地に足を運び、地質状況の確認や地質リスクを抽出。ボーリング調査といった必要な調査を行い、設計などに必要な地質情報を報告書としてまとめます。県内での仕事がほとんどですが、地震など大きい災害があった際には県外の被災地で調査をすることもあります。最近では、能登半島地震で崩壊した斜面の調査にも携わりました。
22年の県北豪雨の際は、土石による被害発生の当日に関川村に入り、調査を行いました。災害が発生した場所に行くのは怖い気持ちもありますが、復興などに貢献するという使命を感じながら業務に取り組んでいます。
「なぜここだけ崩れたのか」「なぜこんな現象が起こっているのか」
こうした問題に対して調査を行い、その原因が分かった時におもしろさを感じます。そして、自分が調査した場所に構造物が完成し、新しい道路が通ったり、斜面対策が行われ安全性が向上したりしているのを見た時にやりがいを感じます。
資格取得と実務経験で磨く”現場に強い”技術者像
調査を終えるまでに短くても2~3か月、長いと1年ほどかかります。一つの仕事に、指揮を執る課長クラス、中堅、若手の3~4人で取り組むことが多いです。上司や同僚は優しい人が多く、仕事で困っていることなどを相談しやすいです。現場への移動中にも仕事やプライベートの話をするなど、コミュニケーションを取っています。
また、オフィス内は打ち合わせなど、にぎやかな雰囲気があります。私自身も後輩社員と仕事をする際には、まず目的を伝え、分からないことは一緒に考えるようにしています。
今後は、RCCM(シビルコンサルティングマネージャ)や技術士の資格を取り、リーダーとして仕事ができるようになりたいです。取得に向け、試験勉強に励んでいます。また、災害現場で応急対策などの判断ができるようになるために、多くの経験を積んでいきたいです。
●とある一日のスケジュール
- 08:30
- 出社
- 09:00
- 会社発
- 10:00
- 発注者と新規業務の打ち合わせ、その後現場確認
- 12:00
- 昼休み
- 13:00
- 別の現場へ移動して観測業務
- 16:00
- 帰社し打ち合わせのまとめ、観測データの整理
- 17:15
- 退勤
●キャリアパス
最初は上司の手伝いのようなかたちで業務を経験します。3年目ごろからは自分でボーリング調査の段取りなどを行い、結果を取りまとめて報告書を作成することが増えます。5、6年目ごろからは上司のサポートの下、自分で業務を進めることが多くなります。
防災に興味のある仲間と、未来の安全をつくりたい
建設業は自分の関わった仕事が形として残ることが大きな魅力で、社会にとって必要不可欠な仕事だと思います。自然災害が増える中、防災に興味がある人と一緒に仕事ができたらうれしいです。また、山の中に入っていくなど、自然の中での仕事も多いので、現場を楽しめる人にぜひ挑戦してもらえたらと思います。