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株式会社 島田組
若手・女性活躍×建設業
「まちを豊かにする、その原点を代々引き継いできた」と語る島田奏大社長。
「地域の暮らしを元気に」建設業の本質を真摯に見つめて
「このまちで暮らしていきたい」
南魚沼に100年以上、根を下ろしてきた島田組。その4代目、島田奏大社長がこう語るとき、前を向く目に一層力が入ります。
建物を建てたり、道路を直したり、堤防を作ったり…。「地域の発展に欠かせないインフラ整備に、必要となる大勢の力を集めて作業をする」
それが建設業の果たしてきた役割だった、と島田社長は説明します。言い換えれば、建設業の本質は「地域の暮らしを元気にする」こと。2024年に島田社長が就任して以降、その姿勢をより鮮明に打ち出しています。
大勢の力で地域を豊かにしてきたからこそ、人が物を作り出す力や地域住民らとの連携の重要性はよく分かるところ。工事などのハード面の事業に加えて、会社の両輪としてソフト面にも力を注いでいます。(1)学生を対象とした建築コンペ、(2)若者の目線で地域活性化を探ってもらうアイデアピッチの開催、(3)空き家活用の総合的なサポート体制の構築、(4)他社と協力して地元企業の人事課題に対処する「南魚沼の人事部」の立ち上げ―とプロジェクトを立ち上げてきました。
「このまちが好きだ、このまちのために頑張りたい、そんな人を増やしていきたいです。私たちは『まちづくり会社』です」と島田奏大社長。変わりゆく時代の中で建設業の本質をいかに発揮できるか、模索し続けています。
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オフィスの一角には、会社の歴史を物語る物品をディスプレイしている。 |
アイデアピッチの様子。若者の目線で地域活性化の可能性を探る。 |
一人一人が力を発揮できる職場環境へ
島田奏大社長が就任した2024年、企業の理念を社内外に向けて明文化したのが”上を向いて、挑む。”です。人口減少や後継者不足など難しい課題に直面する現代社会で、「一人一人が地域の期待に応えられるように、上を向いて挑戦していく」そんな社員のあり方を示しました。
現場の作業員が着るベストにも”上を向いて、挑む。”
現在、一人一人が力を発揮できる環境整備として、見過ごしたり諦めたりしてきた不満や不便など「職場の不」を解消するプロジェクトを行っています。業務や勤怠管理の効率化を目指したDxの推進や、健康的に働ける職場づくりなどに向けて、年代を越えた社員でチームを組み、自らのアイデアで取り組んでいます。トップダウンではなく、社員が自律的に動く風土をつくるのも目的の一つ。
「次の世代により良い『まち』を残すのが大人の役割。地域の人や仲間と力を合わせて、かっこいい大人として次の100年に残るものを創っていきたい」
今回取材にご協力いただいた企業
〜株式会社 島田組〜
創業は1920年。建築、土木、鉄道の三つの事業を柱としています。建築では公共施設から民間の建物、一般住宅まで幅広く手掛けています。土木では道路の補修や河川改修といったインフラ工事、鉄道では駅や車両基地の建築、保線工事などを担っています。
他社との協働でも事業を展開しています。空き家活用では移住や起業を支援するプロジェクト「まちの相談室 しまラボ」を立ち上げました。空き家活用に向けて売り手と買い手のマッチングだけでなく、事業を始める際のフォロー体制を整備しています。地域ぐるみの人材育成を目指して「南魚沼の人事部」も発足させました。会社を超えた学ぶ機会の創出や若手同士の交流などを行っています。
子ども向けの体験教室や雪まつりといったイベントも開催し、地域の未来を見据えた活動にも積極的に取り組んでいます。
株式会社島田組
本社所在地/南魚沼市
業種:建築工事、土木工事、鉄道工事 等
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