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更新日:2026年1月27日更新

道路利用者の安全のために!~建設現場で働く人の思いと魅力を取材しました~

 工事業種:土木一式工事 発注機関:新潟県十日町地域振興局地域整備部

十日町地域整備部 トップ画像

十日町地域整備部で発注した工事について、若手職員が現場取材を行いました

新潟県十日町地域振興局地域整備部では、十日町市・津南町において、これからの地域を支える建設業の仕事に多くの人が関われるよう、担い手確保に向けた取組を行っています。

その取組の一環として、当部が行う事業について、皆さまに少しでも知っていただくために実際の工事現場を訪れ、仕事に携わる方にお話を伺う「現場取材」を行いました。取材先は、十日町市松之山地内で施工中の「一般国道353号 新山(あらやま)改良道路改良工事」です。
これは、新山改良事業(※)の一部として行われている工事です。この道路は、通学路として子供達も毎日使っていますが、歩道がない、急カーブ区間がある、交通量も多い等といった危険があることから、改善を図るために工事が進められています。

 

現場の写真

カーブ区間の様子。急カーブのため大型車は反対車線にはみ出して走行をしている

現場の写真

歩道がなく路肩も狭いため、歩行者は危険にさらされながら通行している

工事を担当している株式会社高橋組様にご協力いただき、現場代理人を務めている高橋さんに、どのような仕事をしているのか、仕事のやりがいや建設業の魅力などについて、分かりやすく教えていただきました。

【今回取材した工事情報】
​・工事名称 一般国道353号 新山改良 道路改良工事
・工事場所 一般国道353号 十日町市松之山地内
・工事期間 令和7年3月25日~令和8年2月7日

「1日でも早く完成するように」現場代理人の思い

高橋さんは、道路改良工事の現場代理人を担っています。仕事内容は、現場の測量や写真撮影、出来形・品質管理や計画工程の立案等、工事の管理全般や現場の運営に係ること、急ぎの内業がない時には自ら現場に出て作業を行うこともあるとのことです。​

インタビューしている様子

現場事務所での取材の様子((株)高橋組 高橋さん)

―建設業を選んだきっかけは何ですか?
高校卒業後、地元を離れて和菓子屋に就職したのですが、環境的になじめなくて1年で辞めて地元に戻ってきたんです。その時に親から今の会社をすすめられて就職しました。

―実際に入社してみて、入社前とのイメージは変わりましたか?
建設業界を意識したことがあまりなかったというのもあり、入社前は特にイメージはなかったです。入社してみると、気さくな先輩が多く、一緒に現場へ出向き作業の手伝いをしながら仕事を覚えていきました。

インタビュー2

​現場ではICTを活用。3D図面データの作成やICT建機での施工、出来形管理等を実施している

―仕事のやりがいや魅力は何ですか?
自分1人でできることは少ないですが、現場に従事する人がそれぞれの役割がある中で1つの目標に向かってみんなで協力して、いざ現場が出来上がった時に達成感を感じます。

 

試乗(特別に)
現場での重機試乗の様子。特別に乗せていただきました(当部記者 山宮)

―逆に大変なことは何ですか?
最近週休2日制が導入されるなど、建設業界もワークライフバランスの充実が進んできています。とてもありがたいことなのですが、その反面、作業時間を十分に確保できなかったりすることがあるため、進捗管理の徹底が必要になります。

また、工種によっては天候に大きく左右されることです。降雨による排水が施工箇所を流してしまうということもあり得るため、場合によっては工事を上流から下流へ進めるなど、一般的な施工手順と逆の方法を取るということもあります。雨が降っても大丈夫なようにしておかないと手戻りになってしまいますからね。なので、日頃から週間予報を確認して天候に左右されない工種を雨の日に作業したりしています。

他には、支障物件の移設が必要だったり、用地の未買収があると乗り込みが遅くなったりしますが、その時はできるところから進めています。

―この現場における目標はありますか?
当現場に限ったことではないですが、現場代理人という立場上、施工中における事故は起こすことのないよう、常に意識して監督しています。引き続き工程管理や安全管理等を徹底し、降雪前に工事を完了するよう取り組んでいきます。

現場1
工事現場の様子。降雪期までに完了できるよう施工を進めている。

インタビューを終えて

当部が行う主要事業の一つである当現場を取材先とし、見学しました。
私自身、発注者側の立場ではありますが、事務方の担当である関係上、日頃このような施工現場に出向くということがないため非常に新鮮で、現場の工夫や取り組みを知る貴重な機会だったと感じています。
現場では、安全や進行管理の徹底が図られながら工事が進められている様子を確認するとともに、工事設計に3D技術を活用するなど、今まであまりイメージを持っていなかった建設業のDXが進んでいることを実感しました。

当部では、道路だけでなく河川、砂防等の現場で、県民の皆さまが安心・安全に暮らすことのできる街づくりに係る様々な事業を行っています。建設業という業界について、少しでも多くの方に知っていただくために、地元学生と連携し情報発信を行う等、今後も様々な施策を行っていく予定ですので、当部の取り組みについて少しでも興味・関心をお持ちいただけると大変嬉しく思います。(山宮談)

 

担当1

用地・行政課 山宮(インタビュアー)

担当2

道路課 大島(写真撮影)

工事に携わった建設会社

 株式会社 高橋組(新潟県十日町市松之山湯本1380-1)

 

※新山改良事業について

一般国道353号は、群馬県桐生市を起点とし十日町市を経て柏崎市へと至る幹線道路であり、十日町市の観光拠点でもある美人林や松之山温泉へのメインアクセス道路となっています。大型バスを含め多くの観光客が利用していますが、急カーブ箇所を有し、加えて沿線の小中学校の通学路として利用されているにも関わらず、歩道がなく路肩も狭い状況であることから、平成30年度より歩行者の安全確保のため、歩道設置を含めた計画延長約1.0kmの道路整備を進めています。

・計画延長 L=990m
・計画幅員 W=6.0m(11.0m) 車道8.5m+片側歩道2.5m
・事業期間 平成30年度~令和12年度(予定)

施工区間

【出典:地理院地図】


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