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(株)植木組 清水妃那さん(2021年4月入社)

ものづくりの過程を楽しみながら
道路作りに関わっていきたい
株式会社 植木組 2021年4月入社
新潟本店 柏崎舗道工事事務所
清水 妃那(しみず ひな)さん
■出身:前橋工科大学 工学部 社会環境工学科
■資格:1級土木施工管理技士補、2級舗装施工管理技術者
ゼロからものを作り上げる仕事に興味があった
高校生のとき(県立高田高校在籍時)、テレビのニュースで道路に大きな穴が開いた陥落事故の復旧作業を見て、「すごい!」と驚きました。そこから土木への興味が広がり、土木を学べる大学に進学。子どもの頃からものづくりが大好きで、ゼロから完成するまでの過程を見るのが好きでした。土木の仕事は、ものづくりと同じ楽しさがありますよね。
経験を応用しながら、現場ごとに対応するのが面白い
舗装工事を専門とする舗道部に所属し、入社以来、現場管理に関わる仕事をしています。いまは主要地方道鯨波宮川線の道路災害復旧工事の現場技術員を担当。2024年1月に柏崎市内で発生した地震によって被災した道路の復旧工事です。
日常の主な業務は、工事写真の撮影や図面・工事書類の作成。あと、協力業者の方との打ち合わせや、現場が安全に動いているかも自分で見て回ります。これまでの経験を応用しながら、現場ごとに違うものづくりに対応していくのが面白いです。
楽しく働けそうだと思ったし、その感覚は間違ってなかった
入社したきっかけは、インターンシップに参加したとき、出会った社員の皆さんがやさしくて、社内の朗らかな雰囲気が印象的だったこと。ほかにも入社を決めた理由はありますけど、一番はそれですね。この会社なら楽しく働けそうだと思ったし、その感覚は間違ってなかったと思います。
●とある一日のスケジュール
- 07:30
- 出社
- 08:00
- 朝礼
- 8:30
- 現場で現場巡視・工事写真撮影
- 10:00
- 事務所で図面・書類作成、丁張準備
- 12:00
- 昼休み
- 13:00
- 事務所で図面・書類作成、打ち合わせ
- 15:00
- 現場で工事写真撮影、丁張出し、片づけ
- 17:00
- 事務所で工事日報、次の日の準備
- 17:30
- 退社
●キャリアパス
入社1年目は国道の舗装工事で施工管理を学びました。工事の進め方から重機や道具の種類、必要書類など初めて見るものばかりでしたね。3年目は現場代理人を担当。先輩方のアドバイスを受けながら、発注者との打ち合わせや現場の取り仕切りを行いました。4年目の今は、これまでの経験を活かし、現場技術員として工事を進めるなか、主体的に行動することを心掛けています。
「こんなこともできるんだ!」という驚きと楽しさがある
これからもたくさんの現場に出て、経験を積み、堂々と現場を運営できるようになることが目標です。舗道部も工事のデジタル化、オートメーション化などが進んでいます。そういう面では「こんなこともできるんだ!」という驚きと楽しさがあるし、新しい技術をもっともっと学んでいきたいです。
小さな失敗をすることもありますが、そこで落ち込むよりもリカバリーして成長すれば良いと考えます。土木の仕事は1人で成し遂げるものではなく、大勢で力を合わせて完成するものなので、皆さんに助けてもらっています。私も助ける人になれるように日々、勉強中です。建設はものづくりが好きな人に向いている仕事だと思うので、興味のある人がいたら、一緒にやってみませんか!