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業界を知る


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道路や河川などのインフラ、オフィスや住宅などの建物。
一つプロジェクトを進めるにあたっても、工事の各段階においては、
技術者、職人など多くの人がそれぞれ自身が専門とする工事を担当しながら、
チームワークで仕事を進めていきます。

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建物ができる流れ

解体工事

既にある建物を解体します。ただ解体するだけでなく、解体で出た廃き物は分別し、可能な限りリサイクルしています。

仮設工事

建設現場の仮かこいを設置したり、足場の組み立てをしたりします。安全に工事できるよう万全の準備をします。

基礎工事

建物が、重さや地震でかたむかないよう、土台となる『基礎』を作ります。

主な工種:土工工事、杭(くい)工事、鉄筋工事、型枠(かたわく)工事、コンクリート工事など

本体(く体)
工事

柱、梁(はり)、階段、屋根など建物本体を作ります。

主な工種:鉄筋工事、型枠工事、鉄骨工事、コンクリート工事など

設備工事

建物に電気・ガス・水道などを通す事で、人が快適に活動できるようにします。

主な工種:電気工事、空調衛生工事、管工事など

仕上工事

内装や外装(外壁)工事などにより、建物を使いやすく美しく仕上げます。

主な工種:木工事、左官(さかん)工事、建具工事、板金工事など

外構工事

駐車場や植栽など建物の外回りを仕上げます。

主な工種:ほ装工事、植栽工事など

完成

土木工事業

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ダム、河川、トンネル、道路、橋など、様々なインフラをつくります。土木構造物は、様々な職種(とび・土工工事業、舗装工事業など)の人々の協力で完成します。そのため、土木技術者は、施工方法をしっかりと理解し、工事に携わる人たちに確実に伝え協力を得ることで、工事全体を進めていきます。

建築工事業

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庁舎、学校、病院などの公共施設や事務所ビル、マンション、工場、レジャー施設などの民間施設などのあらゆる建築物をつくります。土木工事業と同様に、様々な職種(大工工事業、内装工事業など)の人々の協力で建築物は完成します。建築技術者は、様々な職種の技術者とともに、一致協力して一つの建物をつくり上げます。

大工工事業

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住宅の柱や梁、床、屋根などの基本構造を作るほか、内装の仕上げや家具の設置など、多岐にわたる作業を担当します。
現場での加工技術や図面を読み取る力が求められるため、経験や専門知識が重要です。近年では伝統的な木造建築から最新の建材を用いた工事まで対応する大工が増えています。

左官工事業

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材料を練り、下地を塗りムラを直し、最後に表面を石膏やモルタルなどで上塗りし、美しく仕上げます。
最近は、しっくい壁のほか素材も工法も多様化しており、それに伴い、扱う道具も「こて」だけでなく多種多様になっています。基本的には手作業のため、独特の味わいがあり、左官のつくる美しい壁が見直されています。

とび・土木工事業

とび・土木工事業の画像

足場の組立・解体や重い物の運搬など、様々な仕事を行います。高い所を華麗に動き回るため、現場の「華」と言われます。仕事は屋外が多く、高い所の作業も伴います。チームワークや身軽な動作、適切な判断力が必要です。

電気工事業

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建物へ電気を引き込み、分電盤を取り付け、配線し、コンセントや照明器具などを設置します。
作業は、建設作業と並行して行われることが多く、図面に基づいて材料、工具、作業手順などを決めて作業を進めます。

管工事業

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水道管、ガス管、冷暖房設備などの配管工事を行います。給水・排水などが専門の衛生配管工と、冷暖房などが専門の空調配管工に分かれます。どちらも、空気や水などを必要な場所へ送るため、管を切断したり、加工したりして、所定の位置に取り付ける作業を行います。

鉄筋工事業

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鉄筋コンクリート工事で、コンクリートの中の骨組みとなる鉄筋部分の加工、組立作業を行います。
図面を見て、使用する鉄筋のサイズや形・本数などを決め、工場で適切なサイズに加工し、それを現場で基礎・柱・壁・床など色々な部分に組み立てます。

塗装工事業

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建築物に塗料を塗って、傷んだり汚れたりするのを防いだり、快適な室内空間となるように美しく仕上げたりする、いわば建物の美容師です。
最近は、古くなった建物や橋などを再生するための塗装工事が増えており、そのような工事では傷み具合を調査・診断して塗装工事を進めます。

内装工事業

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建物の出来栄えを大きく左右する建物の内装仕上げを行います。
石膏ボード、壁紙、フローリング、作り付けの家具など、用いられる材料は非常に多様です。このため、仕事は多くの専門領域に分かれていますが、最近は、様々な作業をこなせる職人を目指す人が多くなっています。


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