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ブナ母樹林の種子生産量調査について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:1952202308 更新日:2023年8月7日更新

新潟県では、県内各地に指定したブナ母樹林の豊凶状況と生産種子の質を把握し、県内産優良種苗の計画的供給を可能にするため、種子生産量調査を実施しています(写真)。これまで、全国的に大豊作となった平成17年に調査し、その後は平成21年から毎年調査していますので、調査期間中の豊凶状況について公表します。

シードトラップ設置状況

写真 種子生産量調査状況とブナの種子、殻斗(右上)

令和4年度 ブナ母樹林種子生産量調査

1.調査方法

  • トラップ設置:令和4年8月下旬~9月
  • 種子回収:令和4年10月~11月下旬までに2回
  • 開口部0.5平方mの種子トラップ16基を10m間隔で設置し、落下種子密度等を計測

2.調査結果

令和4年度調査結果

※小谷(2008)による豊凶区分の基準に準じて、種子の充実率を50%として推定(大豊作:600個/平方m以上、豊作:200~600個/平方m未満、並作:20~200個/平方m未満、凶作:2~20個/平方m未満、大凶作:0~2個/平方m未満)

小谷二郎(2008)「ブナ科3種の堅果の豊凶予測ー雄花序落下数および着花度と堅果生産数の関係ー」石川県林業試験場研究報告40:22-26

 

【参考】調査結果の推移(「-」は欠測)

調査結果の推移

※豊凶の判断基準は「2.調査結果」と同様

 

 

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