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平成23年9月定例会(要望意見処理状況)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0001822 更新日:2019年1月17日更新

本定例会以前の常任委員会の要望意見に対する処理状況を掲載しています。

平成23年6月定例会常任委員会の要望意見に対する処理状況

総務文教委員会

関係部局 要望意見 処理状況
知事政策局 1 地域自主戦略交付金については、地域の自由裁量を拡大するために創設されたものの、従来の補助金と変わらない運用が行われているので、本来の制度趣旨に沿うよう国に働きかけるべきとの意見。 1 地域自主戦略交付金につきましては、制度創設の趣旨を踏まえ、対象事業の拡大を図るとともに、補助金適正化法の対象外とするなどにより、地方の自由度を高めるよう、引き続き全国知事会とも連携し国に働きかけてまいります。
総務管理部 1 猛暑時における県庁内の執務環境対策については、きめ細やかな対応が求められるので、扇風機の活用による体感温度の低減など健康管理や仕事の効率性に十分配慮すべきとの意見。 1 猛暑時における県庁舎内の執務環境につきましては、今年度は計画停電の回避に向けた節電に取り組む必要があったことから、クールビズの早期実施とともに熱中症対策の周知を図ったところです。
 来年度以降の対応につきましては、各所属において扇風機を活用するなど、職員の健康管理や仕事の効率性確保に十分配慮するよう努めてまいります。
教育委員会 1 過激な性的描写のある出版物への対応については、児童生徒が容易に入手できる状況にあり興味本位な問題行動を助長させる懸念があるので、性に対する適切な態度が養われる性教育の充実とともに、担当部局に対し規制強化を積極的に働きかけるべきとの意見。 1 有害図書の取扱いにつきましては、児童生徒の保護育成の観点から、書店等で適切に取り扱われるよう、福祉保健部に対して要請いたしました。
 なお、学校における性教育につきましては、研修会等を毎年度実施し、教員の資質向上に努めているところであります。

厚生環境委員会

関係部局 要望意見 処理状況
防災局

1 災害時における要援護者対策については、一般的な避難所では生活に支障を来すおそれがあり、特別な配慮が求められるので、関係部局や市町村と連携した福祉避難所の設置促進など安心して過ごせる体制整備に努めるべきとの意見。

2 放射線等の測定については、福島第一原子力発電所事故による放射性物質の健康面への懸念から、関心が高くなっているので、関係部局や市町村との連携により十分な測定体制を整備するとともに測定結果の正確な情報発信に引き続き努めるべきとの意見。

1 災害時における要援護者に対するきめ細やかな支援を図るため、福祉避難所への避難が必要な要援護者の的確な把握と、福祉避難所の設置に向け、関係部局と連携して、市町村に対し、働きかけてまいります。

2 放射線等の測定につきましては、福島原発事故発生以来、空間放射線量による監視を強化するとともに、関係部局と連携し、食品、水道水等の放射能測定を実施し、その測定結果を公表しております。
また、事態が長期化する中、6月末から放射線測定器を貸し出し、市町村による放射線測定を支援しているとともに、機器の整備や放射能測定ができる県内の民間検査機関の活用など、測定体制の充実を図り、県民に速やかに、また、正確な情報発信に努めているところです。

福祉保健部

1 がん対策については、早期発見が重要なので、がん検診の受診啓発のみならず、検診の相互乗り入れの支援を行うなど市町村と連携し受診率向上に向けて積極的に取り組むべきとの意見。

2 魚沼圏域の医療提供体制の整備に当たっては、仮称魚沼基幹病院と周辺病院との役割分担や連携が重要なので、再編後の地域医療の姿を見据え関係機関との調整など積極的に関与すべきとの意見。

1 がん検診につきましては、市町村の区域を越えた受診が可能となるよう、乳がん検診をモデルとして、平成22年度から仕組みづくりに取り組んでおります。
 今後は、地域ごとに県、市町村、関係者等で協議する場を設け、受診しやすい仕組みづくり及び受診率の向上に向け取り組んでまいります。

2 魚沼地域の医療提供体制の整備につきましては、役割分担を踏まえた効率的な医療体制が確立され、魚沼地域の医療の高度化が図られるよう、魚沼地域医療整備協議会等の場も活用しながら、引き続き必要な機能整備と連携について地元自治体や医療関係機関等と十分に調整してまいります。

病院局 1 県立病院における医療事故については、防止策により一定の効果を上げているものの、依然として事故の発生が散見されるので、指導監督体制の強化などに加え、徹底した原因究明により発生防止に一層努めるべきとの意見。 1 医療事故の発生防止については、平成18年度から配置しているセーフティマネージャーを中心に、院内巡視や事例分析、医療安全相互評価等の安全対策に取り組み、発生件数は減少傾向となっているところであります。
 今後も、引き続き安全対策を強化するとともに、セーフティマネージャーの指導監督能力、分析能力の向上を図り、事故発生防止に努めてまいります。

産業経済委員会

関係部局 要望意見 処理状況
産業労働観光部 1 「ピークカット15%大作戦」については、計画停電の回避に有効と思われるので、過度な節電による熱中症の危険性などを注意喚起のうえ、取組の着実な推進に向け一層の周知に努めるべきとの意見。 1 「ピークカット15%大作戦」につきましては、これまで「夏季対策に関する行動計画」に基づく取組を進めてまいりました。あわせて、熱中症の危険性など健康に十分配慮し、県民生活に過度な負担を強いることのないよう繰り返し注意を呼びかけてまいりました。
 今夏、県民の皆様の御協力により、計画停電を回避できましたが、今後とも、電力会社と連携を図りながら、節電の取組について理解が深められるよう周知に努めてまいります。
農林水産部 1 県産米の栽培については、昨年の猛暑による品質低下を踏まえ、異常高温等の緊急時における万全な対策が必要なので、地域に応じた育成管理方法の周知など農業者への迅速で確実な情報提供に努めるべきとの意見。 1 異常高温等の緊急時においては、情報提供体制が円滑に機能することが重要であると考えています。
 そのため、緊急時を想定した一連の手順の事前確認を実施し、その結果を踏まえ、調査工程等を見直すとともに、地域に応じた具体的な技術対策情報を農業者へ迅速かつ確実に届けるため、農業団体、関係機関と連携し、取組が有効に機能するよう体制を整備したところです。
農地部 1 農業農村整備事業については、近年の国費削減により計画的な実施が懸念されるので、「新潟県農業農村整備の展開方向」で目指している安全・安心で魅力的な食料供給基地の実現に向け予算の所要額確保に努めるべきとの意見。 1 本県の農業農村整備事業は、食料供給基地を支える優良農地の確保のみならず、住宅地などへの浸水被害防止といった住民生活の安全・安心を保つ重要な事業であることから、その計画的な実施に向け、必要な予算の確保に努めてまいりたいと考えております。

建設公安委員会

関係部局 要望意見 処理状況
土木部

1 公共事業については、近年の大幅な国の予算削減により地域経済へ深刻な影響を及ぼしているので、所要額の確保に向け、国に強く働きかけるべきとの意見。

2 道路整備については、東日本大震災の教訓から災害時の救助活動や物資輸送に果たす重要性が再認識されたので、防災機能強化の観点からも高速道路等の整備促進を国に働きかけるなどさらなる道路ネットワークの構築に努めるべきとの意見。

1 公共事業費につきましては、近年、国において大幅に削減されてきており、地域経済と雇用を支える中小建設業者の経営を悪化させるばかりでなく、除雪や災害時における安全・安心の確保もできなくなる恐れがあると考えております。
 県といたしましては、必要な予算を確保できるよう、全国知事会等と連携しながら、引き続き、積極的に国に働きかけてまいります。

2 このたびの東日本大震災では、日本海側地域における救援物資や避難者の受け入れ等の支援にあたり、高速道路が重要な役割を果たしたことから、平成23年5月31日には、東北地方全体を俯瞰した復興に向け、太平洋側と日本海側の相互補完のための公共インフラの整備などを、本県と山形、秋田、青森の四県で提案したところです。
高速道路は、「日本海国土軸」の形成に欠かせない公共インフラであり、今後も関係各県や関係市町村と協力しながら、日本海沿岸東北自動車道のミッシングリンクの解消などについて、国に対し積極的に働きかけてまいります。

交通政策局 1 北陸新幹線建設負担金問題については、一刻も早い解決が望まれるので、東日本大震災の発生により延期されている国との協議再開に努めるべきとの意見。 1 北陸新幹線建設負担金問題の解決に向けた国との協議につきましては、本県としては、既に国に対し、具体的な問題解決策を提案しているところであり、今後、速やかに国から問題解決につながる回答をいただけることを期待しております。
企業局 1 新潟東部太陽光発電所については、再生可能エネルギーの利用拡大に向けて期待されるものの、公営事業として取り組むので、採算性の確保にも配慮すべきとの意見。 1 新潟東部太陽光発電所につきましては、1基目の建設財源として国庫補助金及び地域振興積立金を活用し、また、2基目につきましては用地を無償で借り受け、電気事業全体で効率的に運用することにより、採算性は確保できるものと考えておりますが、建設コストや維持管理費の圧縮等により、なお一層、採算性の確保に努めてまいります。

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