2006年7月号 新潟県産スギ材による合板の製造 |
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県産スギ材の利活用を推進するために、製材品以外の利用も求められています。一方、合板業界では、東南アジアの丸太輸出規制や、中国経済の成長を背景としたロシア産カラマツ(ラーチ)の値上がりなどによる原料調達の不安のため、国産スギ材に目を向けています。新潟県では越後杉ブランドに越後杉合板を加え、中越地震の震災復興住宅などでの利用を推進しています(写真1)。森林研究所では新潟県産スギ材を原料とした構造用合板の性能試験を行いましたのでその結果をお知らせします。 |
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写真1 2階の床下地として使用される越後スギ合板 |
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新潟合板振興株式会社様の御協力により県産スギ合板を試作しました(写真2)。原料として岩船郡山北町産の丸太約100本を用いました。丸太の長さは2.0mで平均末口径は25.5cmでした。合板の原料となる丸太の最小径は16cmですので間伐材の利用も可能です。丸太の皮を剥いたあと、桂剥きのようにして厚さ2.5mmの薄板(単板)を切り出しました。剥芯径は6cmです。単板を含水率10%程度まで乾燥した後に繊維方向を互いに直交させて5枚積層接着し、ベルトサンダにより厚さ12mmの構造用合板に仕上げました。合板の大きさは910mm×1820mmとしました。製造枚数は367枚で製品歩留まりは51%でした。 |
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写真2 試作したスギ合板 |