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令和元年6月定例会(陳情第4号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0180896 更新日:2019年8月3日更新

第4号  平成31年4月10日受理 総務文教委員会 付託

「NGT48山口真帆さん暴行事件の解明」に関する陳情

陳情者

(要旨)2018年12月8日、新潟県を拠点に活動するアイドルグループNGT48のメンバーである山口真帆さんが、男性二人による暴行被害を受けた。この犯行には他のNGT48のメンバー数名が関与していると山口さんは訴えた。
 これは刑事事件であり、にもかかわらず、当時のNGT48の劇場支配人である今村悦朗氏はこの事実を世間やマスコミ等に隠し、犯行に関与したとされるメンバーの処分も見送った。2019年1月8日、SNSにて山口さん自らの告発により、この事件は明るみに出た。
 事態収束のため、NGT48を運営している株式会社AKSは、第三者委員会を設けた。のちに公表された第三者委員会の報告書はあまりにもずさんで、被害者の山口さんの訴えと異なる部分も多く、報告会見に出席したAKSの幹部らの説明も充分とは言い難く、序盤から事件を隠蔽しているような印象を世間に与えた。それ故に多くの憶測を呼び、当時の劇場支配人である今村悦朗氏を含むAKSは、この犯行グループおよびNGT48のメンバー数名と結託し、チケットの不正転売や管理売春などをおこなっていたのではないかという疑惑等が持たれている。AKSは暴行事件や関与メンバーの事実を認めた上で、これを「不問」とした。山口さんはこれに対し、不服を訴えた。
 過去のNGT48のPR活動には新潟の税金も投入されていたようで、やはりAKSの対応には多くの県民が納得していない。それが証拠に、県や市に対し沢山の苦情があったと聞く。第三者委員会の報告書には新潟の土地柄や環境にも問題があると、まるで責任をなすりつけるかのような記述もあった。
 これらの事実を踏まえ、この事件の真相を明らかにすることは必須だと考える。被害者である山口真帆さんを失意の底から救うことと、さらには新潟の名誉を守るため、現在NGT48に抱かれている「悪しき疑惑」の解明を要求する。
 ついては、貴議会において、地方自治法100条に基づく調査特別委員会『百条委員会』を設置すると共に、今村悦朗氏やAKS幹部らの出頭を求めるよう配慮されたい。


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