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「建設業界!魅力発見ツアー」は、生活基盤を支える建設業界の担い手不足を解消するため、将来、地域の担い手となる地元高校生に、建設業界の「ものづくり」としての魅力、や「自分たちの地域を守る」といった魅力を理解してもらう目的で、工事現場の見学と建設業界のセミナーを行うものです。
平成25年度から始まり、昨年度はコロナウイルス感染拡大防止のため中止となりましたが、今回で7回目となります。実施にあたっては、村上公共職業安定所(ハローワーク)が中心となり、当地域整備部のほか、村上市や(一社)新潟県建設業協会の村上支部とも連携し、7月16日に実施しました。
初めに、参加した高校生21名(村上桜ヶ丘高校2年生11名、荒川高校3年生10名)は2班に分かれて、建築工事の関川村健康増進施設と土木工事の二級河川百川上部工・護岸工工事の2箇所の現場を交互に見学しました。
土木工事の現場では、工事の目的の説明を受け、測量機器やドローンの操作体験などを行いました。
高校生は、緊張しながらも楽しんで体験していました。
関川村健康増進施設新築工事を見学しました。
土木工事の目的等の説明を受けました。
百川護岸工事を見学しました。
ドローンの操作体験もしました。
体験操作で浮上したドローン
現場見学、体験の後は、村上地域振興局の会議室で、建設産業の仕事について説明を受けました。
パワーポイントを使った説明のなかで、土木工事を進めるにも測量、設計等、たくさんの人が協力してできあがること、建設業界の魅力などの説明を受けました。
その後、建設業界に携わる新潟県庁1名、村上市役所1名、建設会社2名の計4名の若手職員から、今の自分の仕事、建設業界に進んだ動機、仕事のやりがいなどについて話をしてもらい、生徒から質問を受けてもらいました。
生徒からは、「工事をするときの降雨対策は?」「仕事で一番苦労したことは?」などの質問があり、若手職員から体験を交えたわかりやすい回答がありました。
実際に就職した先輩方の体験談を聞きました。
ツアー終了後のアンケートでは、「現場で働く社員を実際見て、自分の働いているイメージが少し湧きました」「先輩社員の方が仕仕事内容等を丁寧に話してくれて、とてもわかりやすかったです」等の感想がありました。
今回のツアーが、将来の建設業界の担い手確保につながってくれることを期待します。