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畜産課事業推進方針

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0040841 更新日:2024年4月1日更新

令和6年度畜産課事業推進方針

1 基本的な考え方

畜産経営の持続的な発展に向けて、県全体で家畜伝染病への対応力を強化した上で、安定的な飼料の確保等による生産基盤の強化を図るとともに、生産性の向上やコスト低減を進めることにより、収益性の高い畜産経営体の育成を推進します。

2 主要推進事項と具体的方策

(1) 担い手の規模拡大等による生産基盤の強化

  • 意欲ある経営体の規模拡大等を進めるため、経営発展計画の作成や課題解決に向けた地域畜産クラスターの活動を支援します。
  • 県産粗飼料の県内流通体制の整備と堆肥の広域的な利用を促進し、広域的な耕畜連携体制を構築します。
  • 飼料価格の高騰により経営がひっ迫している畜産農家を支援し、経営の安定化を図ります。

(2) 生産性向上及びコスト低減による所得の確保

  • 「にいがた和牛」の一層の高品質化・差別化を進めるため、繁殖雌牛の遺伝的能力向上、全国規模の和牛共進会での上位入賞に向けた取組、新たな食味指標(脂肪質等)の活用等を推進します。
  • 県内生乳生産量を確保するため、牛群検定データの活用と自家育成による乳牛の高能力化への取組を支援します。

(3) 家畜伝染病の発生予防とまん延防止体制の強化

  • 鳥インフルエンザや豚熱等の家畜伝染病の発生予防対策の徹底を図るため、畜産農場に対し、飼養衛生管理基準の遵守指導を行うとともに、発生予防や農場の分割管理の導入に必要な機器及び施設の整備を支援します。
  • 豚熱の発生予防のため、飼養豚へのワクチン接種とその効果確認を行うとともに、野生イノシシの豚熱・アフリカ豚熱の検査体制を強化します。
  • 家畜防疫員や産業動物獣医師を確保するため、本県に就業を希望する高校生及び獣医学生へ大学入学金等や修学資金を給付します。
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