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【南魚沼】感染症情報(第18週)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0656205 更新日:2024年5月9日更新

南魚沼地域の感染症情報についてお知らせします

現在、南魚沼地域に国の警報基準以上となった疾病はありません。

 

 

★警報・注意報

 警報:大きな流行が発生または継続しつつあると疑われる場合に発令されます。

 注意報:今後大きな流行が発生する可能性が高い場合や流行が継続していると疑われる場合に発令されます。

 

※定点医療機関(定点)

 対象となっている感染症について、該当週の患者発生数を保健所に報告いただく医療機関のことです。

 南魚沼保健所管内では3医療機関(内インフルエンザ、Covid19のみの定点1)です。

※定点当たり報告数

 対象となる感染症について、該当週にすべての定点医療機関から報告があった数を定点医療機関数で割った値(一医療機関当たりの平均報告数)のことです。

 【例】1週間に定点医療機関全体からインフルエンザ患者の報告が計9人あった場合、南魚沼管内の定点数は3のため、定点当たり報告数は3になります。

 

新潟県感染症情報(週報)

【南魚沼地域】今週のトピック

◆インフルエンザの定点あたり報告数は、0.33(全県では0.51)と前週の2.33と比較し減少しています。

◆新型コロナウイルス感染症の定点あたり報告数は5.67(全県では2.36)と前週の6.00と比較しやや減少しました。

 しかし、全県と比較すると2倍以上となっており、第14週頃から横ばいで推移しているため、引き続き注意が必要です。

インフルエンザ推移

新型コロナ推移

 

◆南魚沼保健所管内の児童福祉施設で発熱や風邪症状(RSウイルス含む)の集団発生が報告されています。

※RSウイルス感染症は1歳児以上の場合、外来診療では保険適応外(自費)となるため、検査数が少ないと考えられることや定点医療機関以外で陽性と診断された場合は、感染症週報のデータに反映されません。実際の流行状況が判断しづらいことから注意が必要です。

 

【RSウイルス感染症について】

○症状

 発熱や咳などが主。咳がひどくなる、喘鳴(ヒューヒュー、ゼーゼー)を伴う呼吸困難等の症状が出現した場合は、気管支炎や肺炎につながる恐れがあるため注意が必要です。

○潜伏期間

 2から8日、多いのは4から6日と言われています。

○感染経路 主に「飛沫感染」

 咳やくしゃみ、会話をした際などのしぶきにウイルスが含まれており、それを吸い込むことで感染する「飛沫感染」

 机やドアノブ等の環境表面に付着したウイルスが、目や口腔内の粘膜等に触れることで感染する「接触感染」

○重症化のリスクあり

 0歳児、1歳児は重症化しやすく、乳児(特に3か月未満児)や基礎疾患のある児は注意が必要です。

 成人がRSウイルス感染症に罹患した場合、風邪に似た症状であることが多いため、RSウイルス感染症と気が付かないことがあります。呼吸器症状がある際は、なるべく乳幼児に近づかない等の対策が重要になります。

 

全県で警報・注意報が発令されている感染症

◆咽頭結膜熱の警報を発令しています

 〇定点当たりの報告数が全県で1.04と前週の1.84に比べ減少しました。国の示す終息基準(定点当たり1)を下回るまで警報を継続します。

 〇アルコール消毒が効きにくいため、石けんと流水による手洗い、うがい、咳エチケットといった基本的な感染対策の徹底をお願いします。

その他の感染症

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