ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 県政情報 > 県の広報・広聴・県報 > 令和6年2月7日 新潟県知事 定例記者会見

本文

令和6年2月7日 新潟県知事 定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0639802 更新日:2024年2月8日更新

(記者会見の動画を新潟県公式Youtubeチャンネルでご覧になれます)<外部リンク>

 

1 日時 令和6年2月7日(水曜日) 10時01分~10時33分

 

2 場所 記者会見室

 

3 知事発表項目(10時01分~10時03分)

​ ・新潟県シンボル普及促進アンバサダーの委嘱について​

 

4 質疑項目(10時03分~10時33分)

​ ・県央基幹病院について

 ・新潟県シンボル普及促進アンバサダーの委嘱について

 ・能登半島地震について

 ・原子力規制庁が行った追加検査の結果及び東京電力の適格性判断の再確認結果について

 ・クマの指定管理鳥獣追加について

 ・上越医療圏の再編について

 ・高鳥自民県連会長の辞任について​

知事発表

(新潟県シンボル普及促進アンバサダーの委嘱について)

 お手元に(資料が)あると思いますが、県のシンボルの普及促進アンバサダーを委嘱することにしました。ご承知の通り、1年ちょっと前になりますが、県の石として翡翠を指定しましたけれども、県の石を含めて6つのシンボルがあります。ここにありますように、花、鳥、木、草花、鑑賞魚と、これらをこれまで以上に県民の皆さんに知っていただく、理解していただく。また県外の方にも、新潟のブランドイメージを上げるという意味でも、知っていただこうということで、こうしたアンバサダーの皆さんにご活躍いただいて、普及啓発を進めていきたいと思っています。そうすることで県民のふるさと、新潟県への愛着や誇りといったものを醸成していくことに繋がると思っています。詳しくは、この後ブリーフィングさせていただきます。私からは以上です。

 (資料)新潟県シンボル普及促進アンバサダーの委嘱について [PDFファイル/165KB]

 

質疑

(県央基幹病院について)

Q 代表幹事(日本経済新聞)

 県央基幹病院が竣工し、開院まで1カ月を切りました。(2月)4日の竣工式典には知事も出席されていましたけれども、改めて視察した所感と、県央基幹病院が新潟の地域医療に果たす役割として、期待することをお願いします。併せて、まもなく来年度予算が発表されると思いますが、「住んでよし、訪れてよしの新潟県」の実現のために、地域医療の維持、確保に向けて、県としてどのように取り組んでいきたいのかをお願いします。

 

A 知事

 竣工式典の後もお答えして重なりますけれども、まずは建設工事が順調に進んで、予定通り竣工式典を開催することができたことは、本当に関係者の皆さんのご尽力のたまものだと思っていまして、改めて感謝申し上げたいと思います。感想ですけれども、私も建物を初めて見て中に入りましたが、例えばより迅速に多くの救急車を同時に受け入れることができるように、動線を非常に合理的なものにする工夫が見られました。あるいは感染症対策という観点で、救急搬送される方も別ゾーンで受けられるようにゾーニングされているなど、随所にこれまでの医療の知見なりを生かした設計がなされている。もちろん、設備も最新の設備ですので、そうした関係者の努力を非常に感じたところです。また内装も県の越後杉を使ったり、安田瓦を壁面に配置するなど、随所にいろいろな工夫がある、良い建物だなと実感したところです。当日の午後は、一般の方々への内覧会だったのですけれども、聞いたら3,000人を超える方々にお越しいただいたということで、地域の期待も非常に大きいのだろうなと感じました。この病院は県央医療圏の課題であった、救急搬送が残念ながら県央医療圏で受け止められず、4分の1の方が新潟市や長岡市で診ているという現状を改善して、まさに断らない救急、ER救急体制を構築し、現状では年間救急搬送を6,000件程度受け入れていく中核病院という位置付けです。その役割をしっかり果たしていく病院になってもらいたい。指定管理者の新潟県済生会の方々もしっかり準備を進めていただいていますので、3月1日の開院に向けて、万全の体制を作っていただきたいと願っています。また同時に、中核病院としての県央基幹病院は、周辺病院との機能分担、役割分担で連携することで、まさに地域で1つの病院のようなものを目指していく。そうすることで県央地域の皆さんの、安心して生活できる医療環境の構築に繋がっていくものと期待しています。もう一つ仰られた地域医療の確保というところは、これまでも様々な努力をしてきているつもりです。来年度予算の中で、今いろいろな議論をしていますけれども、一つは今回の県央基幹病院を作るという再編は、全国の本当に多くの医療関係者、行政関係者が注目をしているケースです。限られた医療資源を、いかに効果的に活用できるようにしていくか。そして持続可能な姿を作っていけるかという、まさにモデルケースとして注目されているわけです。こうした試みは、既に上越医療圏でも検討が始まっています。あるいは新潟市の医療圏も、同じく済生会新潟病院の機能強化、救急体制の強化というところで動き出しています。そうした圏域ごとに、限られている医療資源をどう有効活用していくか、それは病院の再編も含めて、議論を深めていくことが必要だと。地域医療の確保ということです。もう一つはやはり医療スタッフの確保、医師や看護師の確保をこれまでも努力してきていますが、さらに一層、力を入れていかなければいけないと思っています。

 

(新潟県シンボル普及促進アンバサダーの委嘱について)

Q 新潟日報

 発表項目の(新潟県シンボル普及促進)アンバサダーについてお伺いします。この6名のアンバサダーの方ですけれども、どういった基準でこういう方々を選定されたというものはありますでしょうか。

 

A 知事

 私は直接選定には関わっていませんけれども、担当部局がいろいろな関連団体や関係市町村から推薦をいただいた中で選んだと聞いています。ただ、この方に限る必要はないと思っていまして、さらに適切な方がいれば、アンバサダーとして委嘱していけばよいかなと思っています。

 

Q 新潟日報

 一分野に一人というわけではなくて、他にもお願いするようなケースも・・・。

 

A 知事

 お願いすることはあって、全然おかしくないのではないでしょうか。

 

Q 新潟日報

 このタイミングでアンバサダーを委嘱されるというのは、朱鷺で言えば、朱鷺を知らない県民はいないとは思いますけれども、県の鳥として知られていなかったり、そういう状況がまだあるという・・・。

 

A 知事

 あると思います。皆さんはいかがでしょう。周りを見ても、あるいはご自身で、この6つのシンボルをご存じだったでしょうか。まだまだそういう意味では、県民の理解が深まっていない部分があるように感じています。

 

Q 新潟日報

 その理解を深めてもらいたい・・・。

 

A 知事

 最終的には、県への愛着ですとか、地域の誇りなど、そういうものにつなげていきたいと思っています。

 

(能登半島地震について)

Q 新潟日報

 能登半島地震からの生活再建を支援するために、政府の方で石川県の一部被災地域に、高齢者や障害者世帯に最大300万円の支援金を上乗せする制度を決めました。対象が能登の一部に限られて、本県などが対象とならないことから、被災者の間で分断を生むのではないかというような話が、国会でも議論になっているようです。政府の今回の対応について、知事のお考えは・・・。

 

A 知事

 まず制度設計をこれからするところだと聞いていますので、詳しいことは分かりません。考え方としては、能登半島の地域が半島エリアで、高齢化が特に進んでいて、コミュニティの再生のためには、通常は融資があるわけですけれども、そうしたものではとてもコミュニティが再生できないという判断ではないかと想像はしますけれども、そこは政府が制度設計をする中で、もう少し詳細が明らかになるのだろうと思っています。生活再建については、元々今の300万円というものですけれども、これも都道府県と国が共同で出すのですけれども、それに県は100万円を、全壊の場合ですけれども独自に上乗せをしています。300万円という金額がどうなのかと、生活再建というには不足ではないかという議論はずっとあって、これを充実させた方がいいということは、気持ちとしては持っています。それも言っていますけれども、これは各都道府県が出し合ってやっているもので、全体としての意見の共通認識づくりは、やはり少し時間がかかるというのも事実だとは思っています。そういう状況の中で、国が今回上乗せを、一定の地域だけにやるということで、今申し上げたように、国の制度設計をもう少し見てみないと分かりませんけれども、一般的な気持ちとしては、富山県も新潟県も今回の同一の災害の中で、被災された方々への支援というものは、同じであってほしいとは思います。ただ、特にその地域に固有の状況の中で、特別な対応が必要なのだということ自体は、否定しないつもりです。今回、どういうふうに理屈付けをされるのかは、注視していきたいと思います。

 

Q 新潟日報

 先に知事が仰った、100万円の上乗せが既にされていると承知していますけれども、昨今の建築資材の高騰などもありまして、被災者生活再建支援法の300万円にプラスで、県の100万円でも、自宅を再建するような生活再建という意味では、やはり足りないのかなと・・・。

 

A 知事

 どこまでやったら生活再建にふさわしいかというのは難しい議論です。いろいろな公平感の問題もあるわけです。この数年で起きた災害との関係でも。そうは言っても、仰った資材の高騰や物価の上昇の中で、かつてのような金額のとらえ方ではなくなってきているわけです。価値が減じてきているところはあると思うので、まさに議論のあるところです。

 

Q 新潟日報

 被災者生活再建支援法の、最大300万円の抜本的な議論が必要な時期に来ている・・・。

 

A 知事

 見直しの議論は必要だと思います。ただ、今言ったようにその原資はどこから出ているかというと、半分は各都道府県の持ち寄りなのです。ですから、そこはやはり丁寧に議論する必要があるのだろうと思います。

 

Q 新潟日報

 もう一点地震の関係で、昨日の県議会特別委員会(県民所得アップ対策特別委員会)で、県の方から説明もあったようですけれども、県内の宿泊施設のキャンセルが1月下旬までに(約)9千件、人数にして2万5千人に上ったということで、影響の長期化も懸念されます。「北陸応援割」が始まるのも、まだしばらく時間があるということで、この間の県としての対策のような・・・。

 

A 知事

 これはまさに、「北陸応援割」の準備を早く進めていくということだと思いますし、正しい事実関係を情報発信していくことしか対応はないです。私は詳しく聞いていませんけれども、だいぶ回復しているように仰る人もいます。確かに、発災直後から1月はこういうことが起きたけれども、徐々に戻しているところもあると仰る人もいますので、そこは個別の施設によってだいぶ違うのかもしれません。いずれにしても今申し上げた、正確な情報を発信して、大半のところは通常通りの営業をしていますので、それをきちんとご理解いただいて、安心してお越しくださいということを呼びかけていく。それをしっかりやっていきたいと思います。

 

(原子力規制庁が行った追加検査の結果及び東京電力の適格性判断の再確認結果について)

Q UX

 前回の技術委員会(新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会)の終わりに、座長にぶら下がりをしたら、座長としては今回説明を受けて理解したということで、委員から追加の質問があれば、追加でこの件について取り上げるというような説明をされていました。一方で、知事は何回か続いていくのではないかというようなお話をされていたので、少しニュアンスが違うなと受け止めたのですが、今後の技術委員会での適格性や追加検査の結果の議論というのは、どのように進んでいくのか・・・。

 

A 知事

 それは技術委員会の中でどういう段取りでいくのか、委員の皆さんで既に一致したものがあるのかどうか、承知していません。そもそも、適格性の議論は技術委員会で、安全性の確認の一環として残っている論点なのです。それは当然、これから議論されていくのだろうと思っています。その中で、当然規制庁がやってきた、この2年半余りの作業の結果は、繰り返しその議論に登場するのではないでしょうか。

 

Q UX

 今回の一連の検査を受けた適格性の説明は、前回やったけれども・・・。

 

A 知事

 規制庁がやったことについて皆さんが聞かれて、たぶん委員長は、それはそれで理解したということを仰ったのではないでしょうか。

 

Q UX

 知事の考えとしては、適格性そのもの自体の議論はまだ・・・。

 

A 知事

 それは元々技術委員会のミッションとして、順次議論を重ねてきた中で、まだ残っていた議論のアイテムなので、それはこれからやられると思います。当然、その議論の中では規制庁が行った検査の結果、プロセス、判断、そうしたものが俎上に上がると思います。

 

Q UX

 以前の会見で知事に、いわゆる適格性というものについて、技術的な能力を有するのかどうかという言葉の、知事として考えているイメージをお伺いした際に、単純にテクニカルなものだけではなくて、企業文化であったり、組織風土であったり、そういったところも含めた広い意味での適格性のところも・・・。

 

A 知事

 私が説明したとしたら、原子炉等規制法の施設の設置の許可要件なのです。許可要件が5つくらいある中の一つに、適確に遂行するに足りる技術的能力の有無というところが、要件の中に入っていますので、この要件を満たしていますかということを、しっかり確認してもらいたいというのが規制庁に要望したことだったわけです。この技術的能力という言葉をどう解釈するかというところで、私は単純にテクニックを知っているかどうか、技術を持っているかどうかということではなくて、当然その背景にある組織風土、文化、人間の態度、そうしたものも当然含んだ言葉として、技術的能力というものを解釈すべきだと思っているということを、お話したのではないでしょうか。

 

Q UX

 そういう意味でいくと、技術委員会の座長にぶら下がった際に、いわゆる企業文化や組織風土のようなところも、技術委員会として見られるのですかというような質問をした際に、座長からは、我々として見れるのはあくまでも技術的な、いわゆるテクニカルな部分だというような話をされたと私自身は受け止めていまして、もしそうだとする場合に、今知事が仰ったような、もう少し広い意味での適格性というのは、どういったところで検証の対象になると・・・。

 

A 知事

 許可をするのは規制委員会ですので、規制委員会がどのようにこの許可要件を判断したかということです。技術委員会の委員長が、どういう文脈の中で仰られたか私は承知していませんが、非常に抑制的に仰られたのかもしれません。自分たちの専門知識を持っている中で判断できることは、固く言えばこういうことだと仰られたのかもしれませんけれども、いろいろな人の判断、心証形成の中で、そうした背景的な、企業文化的なものや風土といったものは、私は陰に陽に影響を及ぼすと思いますけれども。

 

Q UX

 今の話を私なりに総合すると、(2月)9日に規制庁で話を聞かれる場面があると思うのですけれども、その場面くらいしか今後、組織風土やそういった今一番、県民にとっても関心のあるところについて、知事が何らかの説明を受ける、判断材料を提供される機会がないように私自身は受け止めたのですけれども、そういう理解でいいでしょうか。

 

A 知事

 規制庁から説明を近々受けようと思っています。ただ同時に、規制庁は今いろいろな県民説明会ですとか、いろいろなレベルで、既に5回、6回くらい説明していただいていますので、そうした説明の機会の中で、いろいろな人の受け止めが多分出てくると思います。それはこれから、どのような受け止めがなされたかということは、情報として入ってくると思いますので、当然、私自身のいずれかの判断のときには、大事な情報になると思います。

 

Q UX

 技術委員会はそういったところ、企業文化や組織風土のようなところも射程に入っている・・・。

 

A 知事

 そこまで私は詰めて伺ったことはないです。ただ、適格性というものについて議論なさるときに、当然、何か染み出すものはあるのではないでしょうか。基本的には、技術的な要素で判断するのだと、分かりませんがそう仰ったのだとしても、そこには先ほど申し上げたように、かなり重なってくるものがあるようには思いますけれど。

 

(クマの指定管理鳥獣追加について)

Q 新潟日報

 環境省の専門家検討会が、クマを指定管理鳥獣に指定する方針案を固めたとの報道がありました。知事はこれまでも、北海道東北地方知事会でも要望されてきたかと思いますが、改めて受け止めをお願いします。

 

A 知事

 正式には明日ではないでしょうか。ですから、まだ正式には分かりませんけれども、いずれにせよ指定管理鳥獣にという要望は、北海道東北地方知事会として要望してきたことですので、要望に沿った形での結論が出ることは期待したいと思います。

 

Q 新潟日報

 ある程度、要望が国に伝わったかなと受け止めている・・・。

 

A 知事

 明日ですのでまだ分かりません。皆さんの報道が当たっているかどうかは分かりません。

 

Q 新潟日報

 指定されれば、各都道府県が行う、例えば捕獲であったり生息調査といったことに交付金が支援されるということなのですけれども、県としての今後の取り組み、対策としてはどういったことを重点的に・・・。

 

A 知事

 それは、国がどのような考え方で指定管理鳥獣にするかどうか、したとしても、管理の考え方は、これまで指定されているシカやイノシシとはまた違うものとして、クマにふさわしい管理というものの考え方を示してくると思いますので、当然それを踏まえていかなければいけないと思います。これまでも新潟県としては、この場でも私は度々申し上げていますけれど、まずは科学的な生息状況、つまり、今どこにどれだけいるのかというところは、できるだけ科学的に調べることが必要なのではないでしょうか。それがいろいろな議論の前提になるというか、出発点になるということは申し上げてきたつもりです。当然、それは県としてもしっかり取り組んでいきたいと思います。

 

(上越医療圏の再編について)

Q 新潟日報

 県央の医療再編が、この春に形になってスタートする段階にきました。県として、次は上越の医療再編の議論を進めているところかと思うのですが、特にグランドデザインに沿った中期再編について、年度内に方向性を示すことになっています。上越医療圏の課題と今後の方向性について、改めてお願いいたします。

 

A 知事

 上越(医療圏)については、(新潟)労災病院が機能を段階的に縮小してきていて、最終的にその機能を、医療圏内のどこの病院がどう受け止めるかという、それが短期的な、足元での急がれる対応だったのです。これは今、関係者のご尽力で、ある程度方向が見えてきました。しかし、中長期的には先ほどから申し上げている、特に救急専門医療を受け止める中核となる病院を作らないと、資源の分散配置では対応できなくなっていく。特に、医師の働き方改革等が始まる中で、集中配置を考えていかないと対応できないという状況が近づいています。それも踏まえて、中核病院と周辺病院の機能連携、機能分担、そうした体制を作っていかなければいけないというのは、先ほど説明したことの繰り返しになりますけれど、上越医療圏でも急がれる課題だと思っています。

 

Q 新潟日報

 年度内に示される方向性なのですけれども、ある程度圏域内での中核的な病院や周辺病院というふうに、役割を県として示すようなイメージになる・・・。

 

A 知事

 県としてといいますか、(上越地域医療構想)調整会議で議論されているのだと思います。議論は当然、様々なところで県もしっかりリードしていく、責任を果たしていきたいと思いますけれど、最終的にどんなふうにまとまるのか、私はまだ承知していません。

 

Q 新潟日報

 県央医療圏でも協議に14年間という、長い時間をかけて再編が進んだと思うのですが、上越地域も早急にという声もありますけれども、どういったスケジュール感で進めていくべきだと・・・。

 

A 知事

 そこは今、関係者のコンセンサス作りが、どこまで進んできたかは承知していません。ただ、県央基幹病院の議論がスタートした15、6年以上前と現在では、随分状況も変わってきていて、関係者の認識もやはり変わってきていると思います。したがって、そうした医療再編なり、持続可能な医療環境づくりというものの必要性と、スピード感みたいなものは、だいぶ浸透しているのではないのでしょうか。

 

Q 新潟日報

 ある程度スピード感を持って進められそうな・・・。

 

A 知事

 医療スタッフの不足や病院経営で、だいぶ足元でも皆さん、いろいろな危機感を持っていると私は思いますが。

 

(高鳥自民県連会長の辞任について)

Q NST

 今ほど入ってきた情報になるのですけれども、自民党県連の高鳥会長が、政治資金の問題の件で(会長を)辞されるという話が出まして、今日の夕方にも会見を開くそうです。このことについて、今入ってきた情報になるのですけれども、思うことがあれば・・・。

 

A 知事

 私も今初めて聞いた話ですから、直ちに何か感想というのはありません。辞任されるということですか。

 

Q NST

 会長の職を辞されるということで、今日の夕方にも会見を開くとのことです。

 

A 知事

 それはもう驚きとしか言いようがないです。何か事前の報道にも接していませんでしたし、そうですかという感じです。

 

Q NST

 県議会の議員の中でも、今回の問題を受けて会長は辞されるべきではないかといった声も上がってはいたのですけれども・・・。

 

A 知事

 そうなのですか。

 

Q NST

 花角知事ご自身としては、今回の問題についてどのように受け止められて・・・。

 

A 知事

 詰めて考えたことがなかったのですけれども、自民党の中で一つの、どうけじめをつけていくのかということだとは思いますけれども。

 

Q NST

 国会の中でもかなり議論になっていますけれども、今後はどのように進んでいったらいいと・・・。

 

A 知事

 政治資金の透明性の確保ですとか、その議論はその議論でやられるべきだと思いますけれども、党の組織の中での役職を辞任するということについては、私がコメントする話ではないと思います。

 

 

※文中の( )内については、広報広聴課で加筆したものです。

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ