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【十日町】ペットの飼い主のみなさんへ

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0060667 更新日:2019年3月29日更新

ペットの飼い主のみなさんへの画像

 

 ペットが単なる愛玩動物から、家族の一員として、地位を向上させるなか、飼い主のモラルが問われる機会も多くなっています。
 次のことに留意して飼い主、周囲の人そしてペットが快適に暮らせるようにしましょう。

  • 動物の習性を正しく理解して飼う。
  • 最後まで責任を持って飼う。
  • 必要のない繁殖は、行わないよう努める。
  • 動物による感染症の知識をもつ。
  • 所有者を明らかにするための措置をとる。

犬の飼い主のみなさんへ

(1)登録について

 犬を飼い始めたときは、市町村役場に届出を行い登録しなければなりません。登録した事項に変更があった場合も届出が必要になります。
 十日町市にお住まいの方は、十日町市役所環境衛生課、
 津南町にお住まいの方は、津南町役場税務町民課で手続きを行ってください。

  • 犬が亡くなった場合
  • 他の人に譲り渡した場合
  • 他の市町村から転入してきた場合

(2)注射について

 年に1回、狂犬病の予防注射を集合注射又は獣医科病院で行ってください。(仔犬については、生後90日を過ぎた時点で登録及び注射を行ってください。)

(3)正しい飼い方について

 放し飼いは止めましょう。けい留するときも犬の行動範囲が公道や敷地外に接しないよう配慮しましょう。
 人に迷惑(鳴き声、糞等)をかけることのないように、適正なしつけをしましょう。

(4)権勢症候群について

 権勢症候群とは過度に犬をかわいがり、犬の欲求を満たし過ぎる飼い主の行動が、犬の言いなりに尽くす結果となり、これによって犬が自我を強くし、年齢とともに傲慢になることです。
 例をあげると、次のような行動があります。

  • 散歩に連れて歩くときいつも先頭にたち、行きたい方向に引っ張る犬(犬がリーダーとしての意識を強く発揮した主導的行動の可能性があります。)
  • 飛びつく犬(飼い主を自分と同順位か下位と順位付けた支配意識行動の可能性があります。)
  • 食事中に人がそばにいると威嚇する犬(優位の犬が下位と順位付けた人に対して、威厳を誇示している行動の可能性があります。)
  • 自己主張が強い・強情を張る・散歩の途中で動かない犬(犬の意志を尊重して、言いなりにしてきた結果、権勢本能の我意が強化された権勢症候群の典型的なタイプです。)

散歩のマナーの画像

(5)散歩のマナー

 犬を制止できる人が散歩させましょう。
 必ずリード(引き綱)や鎖をつけて散歩しましょう。突発的な行動に対応できるようリードのフックや首輪の点検や調節も忘れずに。
 ただし、長いリードは権勢症候群を助長します。
 糞の後始末はもちろん、場所、時刻等に十分配慮し迷惑とならないようにしましょう。
 途中で糞をしたら、必ず持ち帰りましょう。

 

 

猫の飼い主のみなさんへ

(1)疾病の感染や、交通事故など不慮の事故から猫を守るためにも、近隣の人に迷惑をかけないためにも、屋内で飼うようにしましょう。
(2)屋内で飼えない場合でも、首輪をつけるなどして所有者をはっきりさせるとともに、食事は決まった場所で行う、一定の場所で排便させるなどのしつけを飼い主の責任で行いましょう。
(3)かわいそうな猫を増やさないために、去勢手術、不妊手術を必要に応じて行い繁殖制限に努めましょう。

動物由来感染症とは

 狂犬病、オウム病、エボラ出血熱など150種類以上の動物から人に感染する病気の総称で、人と動物に共通する感染症として人畜共通感染症とかズーノーシスと言われることもあります。
 世界保健機構(WHO)では、脊椎動物と人の間で自然に移行するすべての病気又は感染と定義しています。

  1. 人も動物も重症になるもの
  2. 動物は無症状で人が重症になるもの
  3. 2.の逆のもの  など

 病原体(ウイルス、細菌、寄生虫など)によってさまざまなものがあります。


 感染経路はさまざまで、

  1. 咬まれたり、ひっかかれたりすることにより、直接感染する場合
  2. ダニや蚊が運んで人間にうつすもの
  3. 動物の体からでた病原体が周囲の環境(水や土壌など)を介して人間にうつるもの
  4. 人間が利用する畜産物などの食品が病原体で汚染されている場合 など

 間接的に感染する場合もあります。

 

 現在、世界ではたくさんの新しい感染症がみつかっていますが、その多くが動物由来感染症です。生物テロ兵器として有名な炭疽も、もともとは動物由来感染症の病原体です。

感染しないようにするためには

(1)過剰なふれあいは控える

 細菌やウイルスは動物の口の中や爪にいる場合があります。
 エサの口移しや、スプーンや箸の共用はやめましょう。
 動物を布団に入れて寝ることも、知らないうちにひっかかれることがありますので、注意が必要です。

(2)動物にさわったら、必ず手を洗いましょう

 知らないうちに唾液や粘液に触れたり、傷口などに触ってしまうこともあります。
 また、動物に触っていなくても、動物が排せつをしている場合がありますので、砂場や公園で遊んだとき、ガーデニングの草とりや土いじりをしたときも、十分に手を洗いましょう。

(3)動物も清潔にしておきましょう

 シャンプーやブラッシング、つめ切りなどの手入れをこまめに行いましょう。
 小屋や鳥かご、敷物やタオルなどもよく掃除をして清潔にしておきましょう。

(4)糞尿は速やかに処理しましょう

 乾燥すると空気中に漂い、吸い込みやすくなります。
 直接触れたり吸い込んだりしないよう注意するとともに、屋内で飼育している場合には、換気にも気を配りましょう。

(5)輸入野生動物の家庭での飼育はさけましょう

 動物由来感染症予防のためにも、また、動物資源保護の観点からも、飼育は避けましょう。

 

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