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魚沼地域振興局地域整備部は、(一社)新潟県建設業協会魚沼支部と協力し、魚沼市立湯之谷小学校の3年生を対象として、道路除雪学習会(出前講座)を開催しました。
この出前講座は、本格的な道路除雪のシーズンを迎えるにあたり、私たちの生活を支える道路除雪の役割について児童のみなさんに伝えることを目的に実施しました。
学習会は2部構成で、前半は「私たちのくらしを守る道路除雪」と題し、教室で魚沼地域の道路除雪の大切さについて説明しました。
魚沼市は多い年で3メートルを超えるような雪が積もること、市内の道路除雪の延長は500キロメートル以上もあること、除雪車の作業能力などについて説明しました。特に雪の量については、雪の少ない新潟市と比較して示しましたが、驚きの声がありました。
また、除雪作業は通勤や登校の前に終わるように、深夜から開始していることも話しました。
説明後の質疑応答では、「凍結防止剤散布車はどういう塩をまく?」、「除雪車を運転するのは何人?」などの質問があり、除雪は児童のみなさんの冬の普段の生活に関わることもあり、気になるところも多かったようです。
道路除雪の必要性や除雪機械の種類など幅広く説明しました
除雪について色々な質問がありました
後半は、(一社)新潟県建設業協会魚沼支部の協力により、校舎前の駐車場で除雪ロータリと除雪ドーザの実物を見てもらいました。
まず、除雪車が動く様子を見学してもらいました。通常、除雪作業時は危険で近寄れませんが、今回のように近くで見られるのは貴重な機会です。また、試乗体験では、実際に除雪車の運転席に座り、周囲に見えない死角が多くあることを確認してもらいました。
試乗体験の後、児童のみなさんは除雪車と一緒に撮影をして、最後に記念として除雪車のカードを配りました。
これからの冬に地域で活躍する除雪車を2台用意しました
除雪車の動く様子を間近で見ると迫力があります
順番に除雪車の運転席に座ってもらいました
作業中の除雪車に近づくことが危険なことも教えました
みなさん熱心に受講していただき、ありがとうございました。
道路除雪の必要性や地域の安全で安心な暮らしを守る建設業の役割について、少しでも関心を持ってもらえたなら幸いです。