ページ番号を入力
本文
魚沼地域振興局地域整備部では、建設業の関係団体(新潟県建設業協会、建設コンサルタンツ協会北陸支部、新潟県測量設計業協会)と共同で、魚沼市内の中学校を対象に、総合学習やキャリア教育の一環として「土木出張PR」を実施しています。
令和4年度の4回目は、小出中学校で実施しました。
・実施日:令和4年10月26日(水曜日)
・対 象:小出中学校2年生 94名の皆さん
この講座は、インフラ整備や災害復旧等を通じて地域を支え、安全・安心な暮らしを守る建設産業の「やりがい」や「魅力」を発信し、理解を深めてもらうとともに、将来の建設産業の担い手確保を目的に開催しています。
土木出張PR(小出中学校)の会場全景
はじめに概要説明として、地域の安全・安心な暮らしを守る「土木」の役割と、それを支える建設業に関わる人たちや、仕事の流れについて紹介しました。
続いて、建設業の関係団体の各担当者が、それぞれの仕事内容について説明しました。
各団体の担当者による説明(左:新潟県魚沼地域整備部、右:新潟県測量設計業協会)
各団体の担当者による説明(左:建設コンサルタンツ協会北陸支部、右:新潟県建設業協会)
説明を終えた後に、地域の安全・安心な暮らしを支える建設業の魅力を伝える広報動画(魚沼地域整備部・新潟県建設業協会魚沼支部共同製作)を一部放映し、内容について紹介しました。
「魚沼の建設プロフェッショナル」の紹介パンフレット
建設産業の魅力を発信するPR動画「魚沼の建設プロフェッショナル」を公開しています。
各団体の説明後、新潟県建設業協会魚沼支部の企画で、グループ実習「段ボールの橋を建設しよう!」を行いました。
制限時間内(=工期内)にできるだけ軽くて丈夫な橋を作るという条件で、段ボールとガムテープが用意され、それを使ってどんな形の橋を作るか(=設計)を話し合って決め、それを工作(=施工)するものです。
完成後には、どれくらいまでの重さに耐えられるかを確認する試験(=品質検査)を行うことで、建設に必要な工期・設計・施工・品質といった項目を意識しながら、より完成度の高いものを作るという目標を持ってもらいます。
そして何より、協力してものづくりを行うことの「楽しさ」や「達成感」を実感してもらうことを考えて企画しています。
今回は班数が多かったですが、限られた時間の中で意見を出し合い、作業を分担して進めることにより、全ての班がダンボールの橋を完成させることができました。
各班の橋は順番にステージ上に運ばれ、橋に重りを載せる試験や橋の重さを確認する試験を実施しました。結果によって皆さんの反応も様々でしたが、実習の一連の流れを通して、ものづくりの楽しさを体験してもらえたと思います。
限られた時間で段ボール橋の建設に取り組み全ての班が完成させました
色々な形状の橋が出揃い順番に試験を実施します
受講後にいただいたアンケートの回答から、主なものを紹介します。
【説明を聞いた感想】
【体験実習の感想】
【全般についての感想】
熱心に受講していただきありがとうございました。
そして、私たちにとって今後の励みになる感想をありがとうございました。
魚沼地域整備部では、土木出張PRをこれからも積極的に開催していきたいと考えております。
ご希望やご相談などございましたら、このページの末尾に表示の問い合わせ先までお気軽にご連絡くださいますよう、お願いします。