【魚沼】道路除雪学習会を湯之谷小学校で開催しました（令和2年11月11日）

　魚沼地域振興局地域整備部では、（一社）新潟県建設業協会魚沼支部と協力し、今年も魚沼市立湯之谷小学校3年生の皆さんを対象に道路除雪学習会（出前講座）を開催しました。

• 実施日：令和2年11月11日（水曜日）
• 対　象：湯之谷小学校3年生（42名）

　この出前講座は、本格的な道路除雪のシーズンを迎えるにあたり、私たちの生活を支える道路除雪の役割について子供達に学んでもらうことを目的に実施しているものです。

出前講座「私たちのくらしを守る道路除雪」の様子

　学習会は二部構成で、前半は「私たちのくらしを守る道路除雪」と題し、教室で魚沼地域の道路除雪の大切さを学んでいただきました。
　魚沼市は多い年で300cmを超えるような雪が積もること、市内の道路除雪の総延長は500km以上もあること、除雪車の作業能力などについて説明すると、子供達からは驚きの声が上がりました。
　また、除雪作業は通勤や登校の前に終わるよう深夜から開始していることなどもお話ししました。
　説明後の質疑応答では、「除雪する道路の順番はありますか？」など、次々と質問の手が挙がり、道路除雪について興味を持っていただけたものと感じました。

道路除雪の必要性や除雪機械の種類など、幅広くお話しをしました

講座の最後には、除雪に関するクイズを出題しました

試乗体験「除雪車に乗ってみよう！」の様子

　後半は、(一社)新潟県建設業協会魚沼支部の協力により、校舎前の駐車場でロータリ除雪車と除雪ドーザの実物を見てもらいました。
　試乗体験では、除雪車の運転席に座ってみて、周囲には見えない部分（死角）が多く存在することを確認してもらいました。また、除雪車を実際に動かしてみると、とても迫力があり、子供達だけでなく先生方からも歓声が上がっていました。
　試乗体験後は、除雪車の大きさや役割などについて、たくさんの質問をいただきました。

建設業協会の皆さんによる試乗体験の説明

除雪ドーザの運転席に座り、オペレータの気分を体験しました

除雪車の死角の大きさをテープで表示

建設業協会の皆さんが優しく丁寧に教えてくれました

除雪車を動かすと、子供達や先生方から歓声が上がりました

　天気が悪く寒い中、皆さん熱心に受講していただきありがとうございました。
　道路除雪の必要性や、地域の安全・安心な暮らしを守る建設業界の役割について、少しでも関心を持っていただけたなら幸いです。

魚沼地域整備部では、出前講座を受け付けています