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冬も本番となり、ここ寺泊では日本海からの風雪が大変に厳しくなってきました。しかし、その風雪に負けないよう社会復帰部の皆さんは生活訓練に励んでいます。その生活の様子について少しお伝えしたいと思います。
もくもくと作業に励んでいます
日中の生活支援は作業活動が中心です。委託先から搬入される金具の組み立てを行っています。搬入・組み立て・製品並べ・箱詰め・出荷と何種類もの工程を経ながら作業を行っています。金具作業を行うと指も痛くなったりしますが、利用者の方は愚痴を言うこともなく黙々と作業に取り組んでいます。時間にして一日6時間程の作業となります。
毎日の作業の他には、施設外での様々な経験を目的に、グループホームや公共施設などの訪問・見学等を行っています。
おーきい洗濯機だなぁ?
社会復帰部では地域移行を大きな目的にしているので、地域の福祉資源としてのグループホームの見学を多く取り入れています。グループホームを利用している先輩たちの元気な様子などを見て、「よし、自分も!」と思った方も数多くいました。
この電車、クモハ115って書いてあるぞぉ!
電車などに強い興味を持っている方には、乗車の体験も取り入れました。弥彦線から信越本線に在来線を乗継ぎ、帰りは新幹線にも乗って、大変楽しく一日を過ごすことができました。皆さん電車を目の前にして元気100%、行動のスムーズなこと!
コロニーからいつも仰ぎ見ている弥彦山にロープウェイで登ってきたグループもありました。日本海と越後平野を見下ろして気分爽快。帰ってきた皆さんのすっきり笑顔が印象的でした。
次は右足を どっちだっけ?
越後長岡丘陵公園にも行ってきました。帰りには映画も見て大満足。最近の流行は3Dです。3D用の眼鏡もばっちりと決まり大人の雰囲気で映画鑑賞をしてきました。職員にみやげ話をする姿に体験活動がとても楽しかったことを感じることができました。
さあ、何本倒れるかな
他にも買い物やボーリングなどを計画に盛り込み、普段なかなか経験できないことを体験し気分転換とストレス解消の良い機会になったようです。
こうした様々な体験をしっかりと身につけ、これからの地域移行と利用者の皆さんの成長とに結びつけていくことができたら良いと思っています。