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森林研究所では、林業・木材産業の振興と森林の保全のため各種研究開発を行っています。これらの研究成果について、林業関係者の皆様にわかりやすくご紹介します。
1 日 時 令和3年11月15日月曜日 午後1時30分~午後4時15分
2 会 場 新潟自治労会館6階大ホール(新潟市中央区新光町6-7)
3 内 容
○講演「佐渡島の森林と生物多様性-時空を超えて-」
Botanical Academy代表(新潟大学名誉教授) 崎尾 均 氏
○成果発表
(1)新潟県産スギ心去り平角材の乾燥と強度
心去り平角材に適した乾燥方法を確認するとともに、心持ち平角材と同等以上の曲げ性能がある
ことを確認しました。
※心去り平角材・・・木の中心を避け製材した、断面が長方形の木材のこと
(2) エノキタケ有機栽培における培地資材と培養日数の影響
有機栽培で使用可能な培地資材での栽培では、生産性への影響は特に培養日数が大きいこと
が確認できました。
(3) ブナ苗の施肥の制限による成長抑制効果
生産者の苗畑で、2間追肥を行わず栽培し、高い生残率のまま一定の大きさに保てることを
確認しました。
(4) 無花粉スギさし木品種の成長調査
さし木検定林における7年生までの成長調査により、成長の良否や、折損被害の 度合いにつ
いてクローンごとの特性を確認できました。
(5) 長伐期化に対応したスギ人工林の成長予測
県内各地を調査し、スギ高齢林(80年生以上)の成長予測に対応した地位指数曲線を作成しました。
※地位指数曲線・・・林齢から林の上層木の樹高を予測するために利用する曲線
4 その他
〇新型コロナウイルス感染防止対策のため、会場の定員を制限しており、既に定員に達しているため、
当日の参加受付は行いません。
〇報道関係の方については午後1時15分から受付します。
詳しくは、報道発表資料をご覧ください。報道発表資料 [PDFファイル/136KB]
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