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三条地域振興局では、全国屈指の地場産業集積地帯である県央の「ものづくり」に関わる高度熟練技能者を「にいがた県央マイスター」に認定し、ものづくりの技術・技能を次の世代に継承し、地場産業の振興に貢献する活動を支援しています。
その1つとして、マイスター自らが企画する、ものづくり体験教室「にいがた県央マイスター塾」を開催しましたので、その様子をお知らせします。
奥の深い彫金の世界を体験してもらいました。
一枚の銅板が、自分だけの美しい作品に生まれ変わりました!
受講者へ「にいがた県央マイスターカード」をプレゼントしています。
彫金の基本的な技法です。
金属の表面にタガネを打ち込んで、三角形の圧痕を残しながら点線上に断続してゆく手法(蹴り彫り)を用いたり、タガネの刃を使って金属の一部を打ち貫く(透かし彫り)ことにより、自分だけの深い味をだすことができます。
令和3年10月2日(土曜日) 13時30分~16時00分
燕市産業史料館(体験工房館 多目的室)
燕市大曲4330-1
Tel0256-63-7666
大岩彫金 代表
プロフィール
デザイン研究所を経て24歳で独立し現在に至る。
「木の葉の箸置き」が平成23年度全国推奨観光土産品審査会の工芸部門で経済産業大臣賞を受賞。
・座学 手彫り彫金の基礎知識(30分)
・手彫り彫金の実践(2時間)
⑴ 材料の選定(講師が用意した、着色済みの「木の葉」型の銅板から使用する材料を選定)
⑵ 木の葉の葉脈(主脈)をタガネで打つ(蹴り彫り その1)
⑶ 虫食いの穴をタガネで空ける(透かし彫り)
⑷ 木の葉の葉脈(側脈)をタガネで打つ(蹴り彫り その2)
⑸ 裏から木タガネで叩いて、葉のふくらみをつくる
⑹ 表から形を整えたり、葉の縁の曲がりをつくる
⑺ 裏にブローチの金具をつける(講師対応)
(1) 使用する材料 |
(2)葉の主脈をタガネで打つ |
(3)虫食いの穴をタガネであける |
(4)葉の側脈をタガネで打つ |
(5)裏から木タガネで葉のふくらみをつくる |
(6)表から主脈をタガネでへこませる(整形) |
(7)葉の縁に曲がりをつける |
(8)完成品 |
(9)作業風景 |
(10)作業風景 |
新潟県が認定した高度熟練技能者「にいがた県央マイスター」が講師となり、世界で一つ、あなただけのモノをつくります。
今年度予定しているマイスター塾や過去の塾の様子がご覧いただけます。
令和2年10月3日 第132回 基礎彫金体験コース「1枚の銅板から靴べらづくり」