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子どもたちに、「田んぼの水はどこからきて、どのように流れ、排水されるか」を学んでもらうイベントを開催しました。
開催日時:令和元年8月3日(土曜日) 8時30分~11時30分
探検場所:佐和田ダム、八幡揚水機場、国仲の田んぼ、国仲排水機場
参加人数:28名
子ども探検隊の隊員は、朝8時30分に佐渡地域振興局農地庁舎に集合しました。
探検での心構えや日程などの説明を受け、最初の探検場所である佐和田ダムへと出発しました。
佐和田ダムに到着した隊員たちは、最初にダムについての説明を聞きました。佐和田ダムは164万9千トンもの水をためることができ、ダムの底から水面までは25mもあることを学びました。
田んぼに流れていく水は、ここからスタートします!
ダム管理棟内での様子 ダム堤体上での様子
次に隊員たちは、八幡揚水機場へ向かいました。
ここでも施設についての説明を聞き、実際にポンプで水を揚げている様子を見学しました。
3番目に隊員たちが向かったのは、国仲の田んぼです。
国仲の田んぼでは給水栓の開閉を体験しました。栓を回すと大量の水が出てきました!
また、ここでは稲についての知識を学びました。
稲を注意深く観察することで、いつ穂が出てくるかを予言することができます!これには大人の隊員たちもびっくり!
最後に隊員たちが向かったのは、国仲排水機場です。
建物内には大きなポンプが3台あり、このポンプのおかげで、田んぼや住宅が水浸しにならないことを学びました。
この排水ポンプは3台合わせて1秒当たり11トンもの水を吸い上げることができます。実際にポンプを稼働させると、ものすごい勢いで水が吸い上げられていました!
排水路にかごを仕掛け、どのような生き物がいるかを調査しました。
かごの中にはカニ・カメ・ザリガニなどの生き物が入っていました!隊員たちは取れた生き物を熱心に観察していました。
探検が終わり、農地庁舎で閉会式を行いました。
みなさん暑い中お疲れ様でした。
参加して下さったみなさん、ありがとうございました!
アンケートの中で、「お米を作るにはたくさんの水が必要だと思った。」 「知らないことを教えてもらえてよかった。」 「普段見れないものが見れてよかった。」といった声をいただきました。
農地庁舎では今後もみなさんに喜んでもらえるようなイベントを企画しますので、またお会いしましょう!