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成果発表会所長あいさつ

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0330031 更新日:2020年11月16日更新

 新潟県農業総合研究所は、1895年の設立以来100年以上の長きに渡り新潟県の農業振興に貢献する研究を続けており、共通基盤部門と作物・園芸・畜産・食品の各研究センター及び技術センターが連携し、また産学官連携を強化しながら農業及び食品産業振興のための技術開発に取り組んでいるところです。
 当所が開発した技術や研究成果を広く公開し、これらを農業者や食品事業者の皆様に活用していただくため、研究成果発表会を毎年度開催しています。

 令和2年度にあっては、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえ、インターネットのWEB上で研究成果発表会の特設サイトを開設して実施することとしました。インターネット上で実施することでのメリットを活かし、より多くの皆様に情報をお届けし、多様なご意見・ご質問をいただき皆様と最前線の研究職員が活発なディスカッションを行うことを通じ、リアルで開催する発表会と同等以上のスピードで研究成果の現地実装を図るとともに、研究のより一層の高度化を進めていきたいと考えております。

 特設サイトでは、令和2年度の研究成果として、新潟米生産体質強化に向けた技術3成果、複合営農推進に向けた技術4成果、中山間地域に対応した技術2成果、食品産業振興のための技術2成果、環境保全型農業推進に向けた技術1成果の合計12成果を発表いたします。
 併せて、近年の研究成果や現在の研究の取組などを動画やスライドショーに3分程度でまとめたものを研究トピックスとして公開します。ぜひ多くの皆様からご覧いただき、多様なご意見・ご質問をお寄せくださいますようお願いします。
 近年の農業を取り巻く環境は、米の消費量の減少や農業後継者の減少など厳しいものがありますが、農業総合研究所は、担い手農業者が将来展望を持って農業経営を展開できるよう研究を進め、本県農業の持続的発展をめざしてまいります。

令和2年11月

農業総合研究所
所長 田村良浩

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