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12月下旬、全国的な大雪となりましたが、作物研究センターのある長岡市でも積雪が観測され、朝夕は氷点下の冷え込みとなりました。
研究所の入り口にある「コシヒカリ記念碑」にも雪が積もりました。
あたり一面雪景色となりましたが、そんな中でもイネの育種研究に休息はありません。
作物研究センターでは温室を備えており、温室の窓にはびっしりとツララができるような寒さの中でも、イネの栽培が続けられています。
この施設は温度や日照(太陽光と人工光を併用)を調節することによって、一年を通してイネの世代を進めることができます。
この日は冬場の太陽光不足を補うため、昼間から照明が点けられていました。
温室の外は雪景色ですが、この日、発芽して間もない苗姿や、出穂・開花直後のイネも見られました。
こうして世代促進は一年を通して行われ、作物研究センターの研究員は日々イネの生長と向き合っています。