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重点取り組み(三条農業普及指導センター)
販売額1億円アップを目指した園芸産地の育成
(1) 3産地で産地計画を実践
三条農業普及指導センター管内は、弥彦村のえだまめ、燕市・加茂市・田上町のきゅうり、三条市・加茂市等の信濃川河川敷を中心とした果樹産地などの園芸産地が形成されています。
令和元年度から新潟県園芸振興基本戦略に基づき、JAにいがた南蒲管内で2産地、JA越後中央管内で1産地の合計3産地で産地育成計画を作成し、関係機関・団体と連携して園芸生産の拡大による農業所得の向上を推進しています。
(2) JAにいがた南蒲管内の取り組み
JAにいがた南蒲天果糖逸(てんかとういつ)出荷販売協議会(日本なし、西洋なし、もも、ぶどう)では3市町(三条市、加茂市、田上町)の出荷団体再編に伴い、産地や出荷販売体制の強化を図るとともに、園芸参入塾として「ももシンプル栽培」など新技術や県育成の日本なし「新美月」、「新王」といった新品種の導入を推進し、出荷販売額の増加を目指しています。
園芸参入塾(ももシンプル栽培新梢管理)
また、JAにいがた南蒲直売所「ただいまーと」では、出荷者に対して出荷量増加や品質向上を目指した研修会や情報提供を実施するとともに、新規出荷者を確保するため野菜栽培導入者向けの研修会を開催しています。
園芸参入塾(ただいまーと初級者研修会)
(3) JA越後中央管内の取り組み
JA越後中央管内では弥彦村もぎえだまめ部会の産地計画を作成し活動に取り組んでいます。具体的には、選果場導入に伴う産地生産体制整備に取り組むとともに、マルチ直は栽培等の新技術導入や新規栽培者への支援等を行っています。
産地支援チームでえだまめ生育検討
普及指導センターでは、これら3産地の産地育成計画の実践を継続支援しています。