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農業びと(令和3年8月号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0423172 更新日:2021年8月11日更新

きれいでシンプルな農業を目指して
~今井 祐輔 さん(魚沼市)~

 魚沼市広神地区の今井 祐輔(いまい ゆうすけ)さん(24)は令和2年に就農したばかりの若手農業者で、家族3人で稲作と「深雪なす」などの園芸作物を栽培しています。

 今井さんは、高校卒業後県外で農業と関係のない職種に就きましたが、次第に自分で考えて行動する仕事をしたいと考えるようになりました。ちょうどその頃、家族から自家の農業の継承を薦められたこともあり、就農を決心し働いていた会社を辞め、新潟県農業大学校で2年間農業を学んだ後、就農しました。

 就農後は、「きれいでシンプルな農業」を目指し、新たな取り組みにも積極的です。水稲部門では高密度播種を、園芸作物では深雪なすを新たに導入するとともに、冬場の収入源として来冬からはふきのとうの出荷を予定しています。また、水田畦畔の管理作業を省力化するため、これからシバザクラの定植も予定しています。

田植え機を運転する今井さんの写真

作業の様子の写真

 今井さんは就農当時を振り返りながら、「迷いがなかったわけではないが、自分にしかできないことをしたいという想いが強かった。農業は、スケジュールを自分で管理し自分のペースで仕事ができ、いろんなことに自由に挑戦できるのでやり甲斐がある。今後は、更なる経営発展に向け、機械化体系が進んでいる野菜の大規模栽培にも挑戦してみたい。やってみないと分からないことだらけなので、どんどん挑戦していきたい。」と元気に話してくれました。

今井さんの写真

 他業種の経験を生かした柔軟な発想を持つ目線がフラットな今井さん、今後の活躍が楽しみです。

 

 

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