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農業びと(令和2年7月号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0344378 更新日:2021年2月1日更新

「かやの実と私」から「かやの実と私と誰か」へ
~ 野口 菜々さん(佐渡市)~

 野口 菜々(のぐち なな)さんは、地元赤泊地区の特産品である「かやの実」を原料とした かりんとう や 煎りがや(殻付きの「かやの実」を煎ったもの)等の生産に取り組むグループ「かやの実会」の2代目代表です。大学卒業後、帰郷とともに23歳で代表になりました。

「かやの木と野口さん」の写真
かやの木と野口さん

 「かやの実会」は、会員の高齢化が進み、事業をたたもうかと考えていたそうですが、野口さんは、先代の代表の「かやの実」に関する活動と熱意を自分が残していきたいと、事業継承を申し出たそうです。
 代表就任の際には、加工で生計が立てられるのかと家族や地元の人に反対されたり、経験不足のために苦労したりすることもありましたが、先代代表とたくさん話し合いながら、商品の改良・開発に取り組み、今では家族や周囲も応援してくれるようになったそうです。

「かやの実」の写真
かやの実(種の部分を加工したり、煎ったりして食べます)

 代表就任から4年目となった現在、商品パッケージの改良や酒蔵とコラボレーションした商品開発等も行い、様々な人と連携しながら、事業に取り組まれています。そして、「かやの実」は木によって薄皮のむきにくさ等が異なるのですが、経験を重ねるうちに、加工のしにくさも一つの個性だと思えるほどに愛着がわいてきたそうです。

主力商品の「かやの実かりんとう」の写真
主力商品の「かやの実かりんとう」

 今後の展望としては、「かやの実」を使った洋菓子の開発や関連雑貨の販売、直売所の経営等も考えているそうです。現在は自分の直売所がないため、販売拠点を作った際にはお客様と会話したり、直接感謝の気持ちを伝えたりできることを楽しみにしているとのことです。
 そして、野口さんの最終目標の一つである「地元の雇用創出」に向けて、地域の活性化につながるような仕事を今後も続けていきたいと語ってくださいました。
 「かやの実と私」から「かやの実と私と誰か」へという関係の広がりについて明るく語る野口さんの今後の活躍が楽しみです。

 

【かやの実会 facebook】
https://www.facebook.com/kayanomikai/<外部リンク>

 

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